ちょっと前のシティライフに、今富にある「ふる里学舎」の納涼祭に加藤登紀子さんが出演するという記事が掲載されていた。
入場無料。
「ふる里学舎」までパンを買いに行ったことがある身、以前、白子町まで入場料3000円のコンサートを聴きに行った身としては、これは行かずばなるまいて・・・。
記事には出演時間が記されていなかったので調べてみると、18時開演とのこと。
そこで、17時半到着目標で行ってみた。
「ふる里学舎」に行く十字路信号交差点には、案内係だろうか、赤いハッピを来た職員らしき人がいた。
また、途中の電柱には何カ所かに誘いビラが貼られていた。
そのビラがコチラ。
一方、「ふる里学舎」と書かれたマイクロバス3台に次々と抜かれた。
姉崎駅から送迎ありと書かれていた、そのバスだろうか?
しかし乗客が乗っている様子は感じられなかった。
そして現地到着。
施設の入り口付近には赤ハッピ職員?がアチコチにいて、入ってくる車などの誘導をしていた。
ちなみに到着は5時25分。
施設入り口には「満車」と書かれていた。
どうにかなるだろうと甘い考えで車で来た人は、どうなっただろう?
自転車で来て正解の巻だ。
施設内には思ったより多くの人。
皆、あれこれ食べていた。
お登紀さんのステージは上だというので、上に行ってみる。
途中から下を見ると、こんな感じで賑わっていた。
上に到着。
ここにも結構多くの人がいた。
ここがコンサート会場らしい。
到着時、チーバくんやオッサくんが壇上にいた。
向こう側のテント席はほぼ満員御礼状態。
しかし、日の当たる長椅子席は6割程度の埋まり具合。
そこでステージの正面、通路に面した特等席を占拠した。
少し経って、後ろの席に親子3人連れが着席。
ただ、様子がちょっと違う。
子どもは靴のまま椅子に上ったり、大きな声でアーダコーダ言い、母親はなだめるように応答している。
そうか・・・。
施設関係の子か・・・。
コンサートが始まってもこんな感じだったら、歌を楽しめそうもないなあ・・・。
いや、こちらは部外者につき、そういう考えは良くないなど、思いを巡らせているうちにコンサートが始まった。
当然ながら、事前にスタッフからは撮影禁止と注意された。
そして、キーボード?の伴奏付きで歌唱開始。
相変らず、歳をさほど感じさせない歌声だ。
懸念した後ろの子も、思ったよりおとなしく、その点、胸をなでおろした。
一方、横に坐ったおばさんは、両手を顔の前にかざしている。
オペラグラスで見ているのかな?と思ったが、歌が終った際に下ろした手の中を見ると、そこにカメラがあるではないか。
思わず「撮影禁止ですよ」とやんわり注意すると、「そうですか・・・どうりで誰も撮っていないわけですね」とのたまわれた。
たしか歌が始まる前に坐り、注意も聞いていた筈なのだが・・・。
この点、ルール・マナーを破っている人がいないか、監視するスタッフを配置したほうがよいような気もした。
ところが・・・である。
あと数曲という時間帯になって、お登紀さんから、「さきほど係の人から撮影禁止という話しがありましたが、ここからは撮ってもいいですよ」という趣旨の有難いお言葉。
遠慮なく撮らせていただいた。
このアングル、場所取り大成功だ。
「百万本のバラ」歌唱時、スタッフから真っ赤なバラが手渡されていた。
そして1時間のコンサート終了。
お登紀さん、楽しませてくれてありがとう。
思い出せば、理事長は挨拶時、こんなことを言っていた。
「昨年は、ここに来れない人のため清流園にも行ってくれた。
また、昨年のまつり終了後、『楽しかった、また呼んでください』と言って
いただいた。
その社交辞令を真に受け、今年もお声がけしたところ、なんと二つ返事で
OKをいただいた」
お登紀さん、アッパレなのだ!
末尾ながら、この祭りの企画・準備・運営に当たったスタッフ・職員の皆さん。
日頃のお仕事とも併せ、アッパレを差し上げます。