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市原市内で夕日や朝日がきれいに見える場所、あるいは恐らくは少数の人しか気づいていないような面白スポットなどを探し、日々、ママチャリで縦横無尽に走り回っています。 若干遠い場所はマイカーで。
久留里から月崎駅を過ぎ、線路を越えてすぐのところで、藪から出てくる人影を見かけた。

 

地元の人ではなさそうだ。



後続車がいないことを確かめ、ゆっくり通ったところ、なんと、そこにはトンネルが・・・。

そこで、ちょと先でUターンし、月崎駅に車を停めて、行ってみることにした。

久しぶりの月崎駅。
周辺の写真を撮っていると、左のほうで警笛が聞こえた。
これも縁だと、列車の到着を待つ。

 

1分ほどで列車到着。
休日とあってか、乗車率40%ぐらいだった。



駅に到着後、何人かがホームへに降り立つ。
しかし、こちらに向かって歩いてくる人はいなかった。
チバニアン見物の人がいるかな?と思っていたのだが・・・。



その後、トンネル方面に歩いていくと、左手の坂道を上がったところに寺があった。

坂道の入口の石碑には「霊窟山 永昌寺」とある。
「窟」か・・・。
なにやらいわくありげな寺だ。
トンネル見物の後にでも行ってみるか・・・と思いつつ、先に進む。



トンネルに通じる小道が見え始めた。

この道は何回も通っているが、藪が生い茂っているし、右カーブなので視線は左には向かない。
よって、ここにトンネルがあるなど、全く気が付かなかった。



うん。
チラ見した時よりは味わいのあるトンネルだ。



合掌したような形になっている点が、何とも言えない。
中には照明がいくつかあり、怖くはなさそうだ。



そうか・・・。
この掘り方が「観音掘り」だったのか・・・。



さて、出発だ。



ちょっと進むと、こんな感じ。



更に進んだところの岩肌。
反対側にある照明で、掘り跡がよく見える。



そろそろ出口だ。



出たア!



振り返れば、こんな感じ。



この先は山道になっており、イノシシやらヘビなどが出そうな感じだったので、ここで引き返した。

帰宅後、調べてみると、里見駅の手前まで通じている道らしかった。



何はともあれ、あの人が出てこなかったら、知らないままでいたであろう、このトンネル。

こういった思いがけない出会い、下調べした時には見つからなかった名所・名物との出会い。
それこそが旅の醍醐味なのだ。

今回、旅ではなかったものの、十分にそれを堪能することができた。
満足満足。









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