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市原市内で夕日や朝日がきれいに見える場所、あるいは恐らくは少数の人しか気づいていないような面白スポットなどを探し、日々、ママチャリで縦横無尽に走り回っています。 若干遠い場所はマイカーで。
五井駅を出て2番目の駅が海士有木。
海士有木とは、海士と有木をくっつけた名前だ。

そのうちの海士とは、漁師が住んでいた集落という意味だそうだ。
以下は、市原市埋蔵文化財調査センターHP掲載の縄文時代の地図で、海士有木駅の位置は手書きの青い☆印付近だ。

思うに、縄文時代の海岸線から2~3km奥の、養老川に面した場所ということで、漁師が住むようになったのかもしれない。



一方、有木は「あらき」で、新しく開拓した土地・・・という意味らしかった。


・・・とまあ、そういった一口メモ的知識は置いといて・・・。

海士有木駅を五井側から見ると、こんな感じ。
上り下りの列車がすれ違うことに加え、引き込み線のような線路もあって、敷地的には上総村上駅よりもかなり広い。



これが駅舎。 
かなり年季が入っている。



それもそのはず。
開業当初からの駅舎で、大正14年ごろに建てられたものだそうだ。



駅正面の左側はこんな感じ。
閑散としているが、小湊鉄道の駅は、全般、こんなもんだ。



写真に写っているのは、こどもの国への案内図。
そういえば、以前、この駅で小さな子供連れが五井駅行きの列車を待っていた。



案内図に示された方向には、道標も設置されていた。




駅正面の右側には、別の案内図や標識もあった。



こちらの案内図は広域的に見どころを紹介しているが、少々くたびれていた。
養老川沿いの赤く表示されている「自然歩道」は、いつもママチャリングでお世話になっている道だ。



標識は、駅から離れた場所にも立っていた。



周辺の説明はこの程度にして、駅舎内はこんな感じ。



窓口はアーチ型で、書かれている文言も上総村上駅とは違っていた。
しかし、横には自動券売機がチャンとある。
ずっと故障しているのだろうか・・・?(笑)
このチグハグさも、ゆるキャラ的で、のどかな雰囲気をかもし出している。



しばらくすると、トロッコ列車が前の駅を出たことが表示された。



それではと、中に入ると、改札横にこんなベンチがあった。
「鈴傳」とは、五井の街中にあって数10年前に廃業した、闇市的雰囲気が残っていた市場?スーパー?だ。
それにしては、文字の色はそれほど褪せていない。

まさか、こんな場所でお目にかかれるとは・・・。
ちょっとタイムスリップした気になった。



そして、ホームに上る木製の階段も、昭和の匂いがプンプンだ。
 ※小湊鉄道の開業は1925年(大正14年)とのこと。



ホームからは駅トイレが見えた。
構内と構外の両方から利用可能。
立入禁止表示がないので、現役なのだろう。
大いに気になり、切迫度は小だったが、利用させていただいた。




そうこうしているうちに列車が見えてきた。



近づいてくる。



さらに近づいた。



ここより少し進んだ位置で列車は停まった。

しかし、この駅には上総村上駅のようなモニュメントもないのに、なぜ停まったのだろう?
駅の説明など、車内アナウンスしている声は聞こえなかったので時間調整?



停車時間は、ほんの数10秒。
機関車には乗員が2名いた。



同じアングルばかりでも面白くないので、出発前にホームの先に移動し、今度はしゃがみこんだ姿勢でローアングルから撮ってみた。
やや躍動感が出たか?



去り行く姿はいつも通り。



そして、右カーブを曲がっていった。

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