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市原市内で夕日や朝日がきれいに見える場所、あるいは恐らくは少数の人しか気づいていないような面白スポットなどを探し、日々、ママチャリで縦横無尽に走り回っています。 若干遠い場所はマイカーで。
海士有木駅周辺をママチャリンング中、線路脇に古い枕木が置かれているのを見かけた。



撤去された枕木は木製で、一部はボロボロに腐食していた。



新しくなった枕木。
これなら安心だ。



今回見かけたのは、安全運転に欠かせない日常保守管理の一端。

経営困難の中、費用捻出は大変なんだろうなあ・・・。

3月中旬から見かけるようになったトロッコ列車が若干、経営に寄与しているとは思うのだが・・・。


話しは変わるが、近くの墓地付近にあったしだれ桜。



武本食堂の横には、そこそこ広い菜の花畑もあったのだ。

















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2024年6月28日18時30分から放送されたBS211「鉄道ポスターの旅」で小湊鉄道の上総大久保駅が紹介されていた。

ホーム待合所の遠景。
トトロが目立っている。



今は廃校になった白鳥小学校の児童が描いたとのこと。

当時の子どもたち、その後、訪れることがあるのかなあ・・・?



これがポスター。



キャンペーンと書かれた部分のアップ。

誰がいつ、何の目的で行ったキャンペーンだったのか?
調べてみたが、わからなかった。

チーバくんがいるので、おそらくは千葉県の観光キャンペーンだろうとは思うのだが・・・。



そして、同じアングルから撮った現在の写真。
当然、煙ははいていない。

そのせいか、ポスターの写真と比べると力強さに欠ける気がした。

 




小湊鉄道の踏切でキンコンカン待ちしていると、なにやら、いつもと違う感じの列車が近づいてきた。
前面には大きな丸いプレートがついている。



そうか、上りのトロッコ列車だったのか。



最後尾で後ろ向きに牽かれていく機関車車両。
こういった姿を、これまでに数回、見たことがあるが、やはり先頭にいてこその機関車車両なのだ。






丸長園にトマトを買いに行った際、海士有木駅の方角からポーッという汽笛が聞こえてきた。

そうか、今日この時間だと、トロッコ列車が通過するのだ。

そう思い出し、ちょうどカメラを持って出ていたので、急ぎ、撮影ポイントを探した。

付近では、以前、駅を出た直後の急カーブで撮ったことがある。

しかし同じアングルから撮ったのでは面白くない。

そこで、急カーブが終わった付近にある、狭い勝手踏切を通過するショットを撮ることにした。

すぐに木々の間から列車がくるのが見え隠れした。

準備OK。
踏切通過の直前の写真を撮ろうとシャッターを切ったのだが、瞬間遅れで踏切は写っていなかった。

時間を切り取るのはなかなかに難しいものだ。




梅は咲い~たか・・・♪ 桜はまだかいな・・・♪

そろそろしだれ桜も咲いているかと思い、2022年4月12日、西広堰付近のミニ鉄橋に行ってきた。
すると桜はボチボチの開花状態。

もっと花盛り的な光景を期待していたのだが、ちょっと肩透かし。
少し早かったか?

しかし、せっかくトロッコ列車の通過に合わせてやって来たのだからと、予定通りに撮ることにした。


トロッコ列車がミニ鉄橋にさしかかった。



しだれ桜の向こう側を走りゆくトロッコ列車。



そして走り去っていった。




その5日後、そろそろ桜は満開になっているかな?と思い、再訪したところ、あにはからんや、一部は花が散り、一部は枯れるなどしている残念な状態だった。

4月12日はすでに満開を過ぎていた?
それとも、あれが満開だった?

覚えていれば、また来年、来てみようかなあっと。





2022年4月7日(木)、養老渓谷の石神までトロッコ列車を見に行ってきた。
菜の花畑とトロッコ列車のコラボで有名な場所だ。
 ※ちなみに石神は市原市。
  市役所から車で40~50分かかるのに・・・。
  市原市はホント、広いのだ。

時刻表によれば、トロッコ列車は11時22分に養老渓谷駅着。
それに合わせ、11時10分に石神の駐車場に到着した。

だだっ広い駐車場には先客約10台。
思っていたよりもグッと少なかった。

駐車場に車を停めた後、道路を挟んだ反対側に人がいたので、そちらに歩いて行くと、すぐに菜の花畑が見えてきた。


以下は、駐車場からの道を振り返ったショット。
この道にも7~8台の車が停まっていた。
手前左側に見えるのが菜の花畑へ降りていく道だ。



降りていく道は、こんな感じ。



線路を越え、菜の花畑があるほうに行ってみたが、菜の花畑は思ったよりこじんまりしていた。



先客10名程度で、菜の花畑の周囲には、人が入れないよう、ロープが張り巡らされていた。
思うに、カメラマンが畑の中に入り込んでメチャクチャにしたことがあったのではないだろうか?



トロッコ通過まで時間があるので、ちょっと先まで行ってみると、眼下に渓谷を見わたせる場所があった。



そうこうしているうち、トロッコ列車がやってきた。



予想どおり、この辺から減速。
カメラマンに向けてではなく、乗客に向けてのサービスか?



列車はゆっくりと進んでくる。



この辺がベストショットか?



列車には満席かと思えるほど大勢のお客さんが乗っていた。
カメラマンや見物客10人ほどが手を振り、大勢の乗客も手を振っていた。



瞬時の交流の後、列車は養老渓谷駅に向かって去って行った。



トロッコ撮影の後は、今年初の平沢たけのこ村。
今日は大勢いるなと思ったら、観光バスで40~50人。
ちょうど、そのグループの昼食とかちあってしまった。



そのせいか、この日はC定食800円しかメニューになし。
ビールも販売していないということで、ちょっと寂しいランチになった。



ちなみに、以下は昨年食べたA定食1000円&けのこ刺身。
こうやって比べてみると、AもCも、さほど変わらないような気もするが・・・。



食後、平沢ダムに行ってみる。
初見物。
案内図によれば、ダム湖を1周できる道路がある程度で、観光スポットとして見るべきものは、さほどないような気がした。



新緑とか紅葉とか、シーズンによっては綺麗にみえるのかもしれないが・・・。




以上、さしたることもなかった、今回のツアーであった。

海士有木駅の近くにある丸長園でトマトを購入。
今年3回目だ。





ここのトマトは相変わらず味が濃い。
それも、昨年より濃くなっている感じだ。

以下は買った翌日にカットした断面。
買った日もウマイが、翌日もウマイ。
そして、感ジニアリングだが、買ってから4~5日経つと熟成が進んで更にウマクなるような気もしている。




それはさておき、トマトを買った帰路、海士有木駅に立ち寄ってみると、桜は満開で、踏切付近には菜の花まで咲いていた。

これは撮らねばなるまいと、翌日、2022年3月31日に撮りに行った。

こんなマイナーなスポットには誰もいないだろうと思っていたのに、なんと先客2人。
後から来た身としては遠慮して、2人の後方から撮影することにした。



トロッコ列車が踏切を渡ってきた。



菜の花がそろそろ見えなくなる。



桜の木の向こう側を通過。







春休みとあって、子供たちが大勢乗っていた。



これにて撮影終了。
よい写真が撮れました。





西広堰付近のミニ鉄橋のそばに、小さな梅の並木がある。

その梅とのコラボを撮ってみようと思ったが、トロッコ列車の運行は3月12日(土)から。
梅の盛りは少し前に過ぎていた。

それでも、どんな感じかな?と、3月13日(日)に行ってみた。

日曜日とあってか、地元の人?7~8人が伸びたアシなどを刈っていた。
ご苦労様です。



撮影スポットを探し、鉄橋の近くにも行ってみたが、梅とのコラボであれば、この場所が良さそうだと思い、そのまま待機した。

トロッコ列車がやってきた。






通りすぎる姿は、向こう側の木が邪魔で、よく写らなかった。



邪魔になった木は、たしか、しだれ桜。

次回は、しだれ桜とのコラボを撮ってみるか・・・。





今年5月からスタートした小湊鉄道トロッコ列車の追っかけ撮影ツアー。

スタート当初、一応の区切りを上総牛久駅と決めていたので、一連の撮影を年内に終わらせるべく、年の瀬でせわしくはあるが、行ってきた。


駅舎の真ん前には「トロッコ営業中」の看板が出ていた。



駅に着いたのは10時50分ごろだったが、駅舎内に入って時刻表を確認すると、11時24分発。

んんん・・・?
たしか前回、馬立駅には11時前後に到着していたはず。
年末ゆえ時刻表が変わったのかな?

そう思い、時間ができたので周辺をブラブラすることにした。

駅舎の左には立派な施設とシェアカー2台。



立派な施設はトイレ群だった。
記念に、しておけばよかったかなあーーー。



トイレエリアの望楼?に上ると、こんな感じ。
向かってくるトロッコ列車を撮るにはベストな場所だ。



駅周辺をすぐに見終わり、時間があるので、あとは街中散策。

10分ほどブラブラした後、そろそろトロッコ列車を待っているかと駅に戻ると、既にトロッコ列車は到着していた。

しまった・・・24分は出発時刻であって、もっと前に到着したんだ・・・と気づいても、遅かりし由良助だ。(古い!)

何回か同じことを経験してきたハズなのに、昔の苦い経験が、まだ活かされていない。
なんたるちゃ!



気を取り直し、望楼からトロッコ列車を見てみようと上に上ると、そこには女子高校生が2人。

こんなところにいなくても・・・・。
ちょっと邪魔だった。

どちらが・・・?



望楼から見たトロッコ列車。
先頭車両は全く見えなかった。



駅舎の脇から見たトロッコ列車。
平日とあってか、ガラガラだった。
かなり気の毒。

ちなみに、手前ホームの人の群れは、上り列車を待っている人たちだ。



ほかに、これといった撮影スポットは見当たらなかったので、出発シーンの撮影準備に入った。


発車直後のトロッコ列車を、お寺を入れたアングルでパチリ。



目の前に近づいてきた。



目の前を通過した際、運転士さんがじっとこちらを見ていた。
不審者でもないだろうに・・・。

五井駅から上総牛久駅まで追っかけ撮影しているのを、何回か見られているからだろうか?



それはともかく、列車は次の駅に向かって去って行った。

この先は、気が向けば行ってみることにする。

あるとしても来年の話しだが・・・。




[エピローグ]

駅前にあった、いかにも昔風のソバ屋さん。
なにか、郷愁をそそられる暖簾だ。



店の前には町おこし用の説明書き。
女将さん、いい顔してますねえ・・・。



12月19日の早朝散歩時、いつもと違う路地を曲がってみると、真正面に大きな丸い月。
満月に近い状態で、しかも赤みを帯びている。

月と反対側の空の底はほんのりとオレンジ色ゆえ、朝日の色で月が染まった?

そんなことはないはずだが?・・・などと考えながら歩いていて、ふと、月つながりで上総村上駅にいる宇宙飛行士のことを思い出した。

そうか・・・。
月の位置や角度から考えると、宇宙飛行士と月のコラボ写真が撮れるかも・・・。
そう思い、翌朝、さっそく行ってみた。

すると、ドンピシャリ。
何枚かコラボ写真を撮ることができた。

しかし、この日の月は普段通りの色。
昨日の赤さはなんだったんだろう・・・?
委細不明だ。


それはともかく、撮った写真をご紹介。

まずは、照明に浮かび上がった宇宙飛行士の全身像。
丸い月が宇宙飛行士と駅の看板の真ん中にくるようなアングルで撮ってみた。
あの月、肉眼だと、もっと大きく見えていたのだが・・・。
ちなみに、右端に写っているのは街灯の灯りだ。



反対側のホームから撮ると、こんな感じ。
こっちの写真のほうが、ムード満点だ。



そうこうしているうちに、遠くでキンコンカン。
急ぎ線路を渡り、宇宙飛行士側のホームに戻った。

下りの始発列車が近づいてきた。



銀河鉄道・・・では、もちろん、ない。



朝焼け方面行きの列車を宇宙飛行士が見送っている感じ。



そして、列車は去って行った。




NHK千葉から放映された「台風 コロナ禍乗り越え ローカル線で巡る芸術祭開催 市原」というニュース?中、上総村上駅の宇宙飛行士などが紹介されていた。
アートミックスの期間中、これで見物客が増えるかもしれない。
以下は報道された内容。

202111191624分)

レトロなローカル線に乗って沿線の現代アート作品を楽しめる芸術祭が千葉県市原市で始まりました。

芸術祭は、新型コロナウイルスやおととしの台風で影響を受けた地域を活気づけようと4年ぶりに開催され、国内外の芸術家の現代アート作品、89点が展示されています。

訪れた人は、「小湊鐵道」のレトロな車両で里山の風景を楽しみながら、沿線の駅舎や廃校などに展示された作品を見てまわれるようになっています。

このうち、上総村上駅には、ロシア人作家、レオニート・チシコフさんの作品で、月に行く列車を待つ宇宙飛行士のオブジェが置かれ、古びた駅舎との対比で不思議な情景が生まれています。

また、廃校の1室に展示された栗真由美さんの作品、「ビルズクラウド」は、およそ550個の家の形をした小さなランタンが天井から吊り下げられた作品です。

総合ディレクターを務める北川フラムさんは、「地元の皆さんの理解を得て開催でき、うれしいです。台風や水害、そしてコロナ禍を乗り越えたモデルとなる芸術祭にしたい」と話していました。

この芸術祭は来月26日まで開かれています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20211119/1080016524.html 


以下は、放映された主だった映像。






















どうせなら、最後はトロッコ列車とのコラボ映像にしてほしかった。




上総牛久駅に着く手前に鉄橋があるので、そこも撮影スポットに選んでみた。

ただ、馬立駅を出た後は、小湊鉄道と297号線が並行して走っており、297号線には歩道もあるのだが、残念ながら歩道は鉄橋と反対側。
交通量の多い車道に出て撮るわけにもいかず、297号線側からの撮影は断念した。



そこで、橋の手前にあったミニ鉄橋の下を潜り抜け、反対側に回ってみた。

以下は、潜り抜けた後、振り返ってみた鉄橋。
ここも撮影スポットにしてみるか・・・とも思ったが、特段の景色でもないので、ここはパスした。



反対側から見た鉄橋はこんな感じ。
斜めに倒れかかっている竹が邪魔だ。
また、列車の後ろ姿がメインになるので、構図的にイマイチかも。



そう思い、他にスポットがないか探してみたが、良さそうに思った川岸には降りることができなかったので、仕方なく、斜め竹スポットから撮ることにした。



列車が左カーブにさしかかった。



ここからは直線で迫ってくる。



少し近づいてきた。



もうすぐ目の前に来るぞーー。



目の前を通過。
この日も大勢のお客さんが乗っていた。
有難いことだ。



カメラを急いで振ったので、ちょっとピンボケ。



やはり、斜め竹は邪魔だった。



左カーブゆえ、機関車は見えない。



カーブを曲がり切った所で機関車が見えるかな?と思ったが、残念なことに最後まで見えなかった。


これにて、ここでの撮影は終了。
その後、鉄橋の向こう側を探索に行った。
詳細は次回。





2021年11月13日(土)朝、タウン誌のシティライフを見ていると、市原アートミックスの特集記事で上総村上駅の宇宙飛行士が紹介されていた。



https://www.cl-shop.com/back-number/2021/ichihara/i_2021_11_13.pdf 

そうか・・・。
そういえば、そろそろトロッコ列車の運行が再開されている頃だ。

そう思い調べてみると、1ケ月以上前から再開されていた。

追っかけにちょうどよい気候の時期を逃したのは残念だったが、気を取り直し、前回ツアーの続きを馬立駅から再開することにして、1時間後に家を出た。

次のトロッコ列車が光風台駅手前の鉄橋を通過するのは10時53分ごろにつき、馬立駅を通るのは11時ごろと予想してのことだ。


さて、これが馬立駅。
字体と「驛」の文字が、なんとも言えない味を出している。



この駅舎も大正14年ごろの建築とのことだった。



駅舎内には、アートミックス参加駅として、三日月アートが飾られていた。

上総村上駅で待機していた宇宙飛行士が上総三又駅でロケットに乗り込み、馬立駅で月に到着した、というストーリーなのかもしれない。

上総山田駅の根っこライトが、ストーリーに入っているかどうかは不明だが・・・。



さて、トロッコ列車が見えてきた。
駅舎と柱の間に列車が入るアングルで撮影してみた。



ホームに到着。
10時過ぎに五井駅を出発するという、一番利便性のよい列車ということもあって、無蓋車、有蓋車とも、親子連れなどでほぼ満席状態だった。
満席状況の写真は個人情報保護の観点から撮影せず。



10秒ほど停車した後、ゆったりと発車した。
向こうに広がるのは一面の田園風景。



次は上総牛久ーー。次は上総牛久ーー。

今回撮影ツアーの、とりあえずの終点駅だ。






そろそろラベンダーが盛りではなかろうかと、7月10日(土)に行ってみた。

すると、すでに盛りを過ぎた感じで、花に勢いが感じられなかった。



また、植えた人が刈り取ったのか、誰かが勝手に採っていったのかは不明だが、かなりの株が刈り取られていて、無残な状態だった。



それでも、なんとかラベンダー畑っぽい部分を見つけ、そこでトロッコ列車を待つ。
この位置では、列車は豆粒状態だろうが、まあ一度、どんな感じになるか撮ってみようと思ってのことだ。




しかし、いくら待ってもトロッコ列車は来ない。
15分ほど待ったが来ないので、あきらめて帰った。

こんなことは前にもあった。
その時は停電だったが・・・。

気になり、帰宅後に小湊鉄道のホームページを見てみると、なんと集中豪雨の影響で7月一杯は運休だと書かれていた。
これでは、いくら待っても来ないわけだ。

さらに調べると、光風台駅から上総牛久駅までの区間と里見駅から終点までの区間がバスによる代行輸送となっていた。

あの雨、強いことは強かったが、そんなにも強かったのか・・・。

トロッコ撮影は8月までお休みだ。














いよいよ光風台駅にたどりついた。
今回撮影ツアーのとりあえずの最終地点としている上総牛久駅までは、もうすぐだ。


これが光風台駅。
これまでレトロな駅舎ばかりを見てきたので、別会社の駅かと思ってしまう。
ホームまで階段で上り下りする駅も、五井駅を除けば、ここだけだ。



駅前には店舗も住宅も、何もない。
あるのは駐車スペースだけ。
向こうの斜面に広がっているのが光風台団地だ。



改札口の先はこんな感じ。



列車がやってきた。



屋根がなくなるあたりまで機関車が来るかと思っていたら、ずいぶんと手前で停車した。



列車はしばらく停車。
時間調整かな?と思っていたら、2~3分後に上りの普通列車がホームに入ってきた。

列車のすれ違いは上総牛久駅までの区間ではなかったはずなのに・・・。
事前リサーチ失敗の巻であった。



上り列車がホームに停車したのと、ほぼ同時に、トロッコ列車が出発した。

それにしても、プラスアルファの料金を払っている客が乗っているトロッコ列車を、何の変哲もない駅で数分待たすとは・・・。

もう少し、何らかの工夫ができないものだろうか?

たとえば、レトロな駅の代表として上総山田駅に10分ほど停車し、車窓からは見えない駅舎内の根っこオブジェとか、駅舎外の文化財登録プレートを見てもらう、あるいは駅舎をバックに記念写真を撮ってもらうとか・・・。



ともあれ、列車が進んできた。



グングン迫ってきた。



真横を通過中。

なんと、この時、機関車の左側の席に座っていた運転士が、こちらを見て手を振ってくれた。

観光客全般に振っている?
それとも、五井駅から光風台駅まで、ずっと追いかけてきた姿を見知っていた?

写真には、ギリ、マスク姿でこちらを向いている運転士が写っている。



列車の後ろ姿;パート1。



列車の後ろ姿;パート2。



これにて光風台駅での撮影は終了。
五井駅からここまで、ああ~長かった。





これまで紹介してきた鉄橋撮影スポット以外、誰も気付かないような撮影スポットもあった。
それは鉄橋の下流、竹藪が一時途切れ、畑になっている場所だ。

アジサイ並木の手前右側が畑。
茂みや竹藪の向こうに鉄橋が見える。



鉄塔の下を列車が通過する。



鉄橋にさしかかった。
川面は、まあまあ、穏やかだ。



まだ列車は川面に映っていない。



この辺になって、ようやく、川面に列車が映り込んだ。

ただ、まあまあ穏やかといっても、若干の風はあったので、クッキリとは映り込んでいなかった。



そして列車は静かに木立の中に消えて行った。



さようなら。







前回③の記事では鉄橋上流側の土手から撮った写真を紹介したが、今回は、鉄橋下流側の土手から撮った写真を紹介する。


列車がやってきた。



もうすぐ鉄橋だ。



機関車が鉄橋を渡り始めた。
左端にいるのは愛用のママチャリ。



川にさしかかった頃だ。



もうすぐ鉄橋を渡り終える列車。

ここを撮影スポットに選んだ一番の理由はポプラ並木だったが、狙い通りの構図で写真に収めることができた。




(この日の特記)

この場所に向けて土手道をママチャリング中、ヘルメット姿でロードバイクに乗った、いかにもサイクリストという人にスーッと追い抜かれた。

どこに向かっているのだろうと思ったが、数分後、この場所に着いてみると、なんと、その人、東屋で休憩していた。

そして列車が近づいてくると立ち上がり、カメラを構えた。

目的は同じだったのか・・・!

記事①での反省から、東屋からのショットは、その人に譲り、こちらは少し離れた場所から撮影。
その人も写真に写っていた。


今回は、鉄橋撮影スポット集客数第3位の場所。
記事①で紹介した河川敷の対岸にある土手からの撮影だ。

ここに陣取るカメラマンは大体のところ1~2名程度で、誰もいない時もある。


列車が来る前に、付近を見物。
すると、近くにあった道しるべの向きがおかしいことに気が付いた。

川に沿って行けば上総牛久駅というのはわかる。
その通りだ。

しかし、川の向こう岸に行くと海士有木駅というのは理解しかねる。

道しるべのある地点から、示された方向に行くには鉄橋を渡るしかなく、仮に鉄橋を歩いて行ったとしても(2つの意味で怖いが・・・)、行きつく先は光風台駅だからだ。

海士有木駅へ行く案内なら、上総牛久駅へ行くのと180°反対方向に向けておかねばならないのだ。




一方、この鉄橋は「第一養老川橋梁」という名前だと書かれたプレートもあった。

そのプレートの最上段には、この橋は文化財になっているという表示もあった。

んん・・・。
このプレート、上総村上駅などで駅舎の前に設置されていたのと、よく似ている。

そこで帰宅後に確認してみると、最上段の言葉は全く同じだった。

上総村上駅などで見た時には、古い建物ゆえ文化財に指定されているんだなあ・・・程度の感想しか持たなかったが、まさか、「等」という中に鉄橋が含まれていたとは、思ってもみなかった。



また、この鉄橋は、第三橋梁に次いで2番目に長いとも書かれていた。

となると、第二はどこか?
第五はあるのか?ということも気になる。

調べた結果は下記。
ちなみに、この第一橋梁の長さは95mだ。
 第二養老川橋梁 ; 馬立駅~上総牛久駅の間    橋長61m
 第三養老川橋梁 ; 高滝湖の新しいコンクリート橋 橋長不明
 第四養老川橋梁 ; 上総大久保駅~養老渓谷駅の間 橋長78m
一方、第五の情報は見つからなかった。


前置きが長くなり過ぎたが、いよいよトロッコ列車が近づいてきた。
土手の下では、おじさんが草を刈っている。



さらに近づいてきた。



目の前に来た。
鉄橋を渡る直前だ。



機関車が鉄橋を渡り始めた。



かなり遠ざかったが、これでもまだ、機関車は川を渡っていない。



この程度の位置になれば、機関車は川を渡っているところだと思われる。
(撮影位置から川面は見えないので、これは推定)



そして鉄橋を渡り終え、光風台駅に向け走り去った。



小湊鉄道と同じようなルートで南下する297号線。
その297号線は、光風台団地への右折道がある手前で養老川を渡る。
その養老川に架かっている橋が養老橋。
なんか、地味な名前だ。

ちなみに、上があるなら下もあるのでは?と思い、下養老橋がどこにあるか調べてみたが、見つからなかった。
なにかイワクあり?

そういった疑問はさておき、その橋の上にも、毎回、1~3人程度のカメラマンがいる。
養老川の川面の向こうに見える鉄橋・・・という構図がいいのだろう。


川面をボンヤリ眺めているうちに、列車がやってきた。



今から鉄橋を渡る。



鉄橋を半分渡ったが、まだ川の上には達していない。



機関車が川を渡り終えた。



そして列車はポプラ並木の向こうに消えて行った。




※この日は、あいにくと風があって、川面が波立っていた。
 今度は穏やかな日に、機関車が川面に映る写真を撮りに来てみるか・・・。






いよいよ、上総牛久駅までの区間で最も有名であろう撮影スポットのご紹介。
それは、光風台駅の手前、養老川にかかる鉄橋だ。

ここは、トロッコ列車が走る前から、大勢のカメラマンが集まっているのを何回も目撃したことがある場所。
また、以前、ママチャリング中に、たまたまトロッコ列車の通過を目にし、それが今回の連載記事につながった場所だ。

このスポット、カメラマンが集まっているのは主に3か所。
また、下見の結果、それら以外にも良さげな撮影スポットがあった。

それら複数のスポットで撮影した写真を1つの記事として掲載すると、長くなりすぎる感あり。

そこで、この鉄橋に関しては、1撮影スポット1記事で紹介することにした。


最初に紹介するスポットは、カメラマン数ナンバー1の河川敷だ。

写真右側が五井駅方面。
河川敷は2段になっているが、今回は、カメラマンが4~5人集まっていた上側から撮った。
写真には下側の遊歩道も写っている
また、向こう岸の橋桁にいた釣り人も写っている。



列車が鉄橋にさしかかる。



中ほどまでやってきた。



渡り終える直前。



渡り切ったところは土手の上。



土手の上を去っていく列車。
朝出発の第1便ということで、空席が目立っていた。





(この日の特記)

河川敷上側からのカメラアングルを確認した後、下側からはどんな感じだろうかと、遊歩道にも降りてカメラアングルを試していた、その時、上側に陣取っていたカメラマンの一人から「そこ、ドケ!こっちは前から来ているんだ!」という怒声が聞こえてきた。

んん・・・オイラのことかい?
振り返ると、15mほど離れた場所にいるカメラマンが、横にドケと身振りで示していた。

この場所は、あんたの貸し切りかい?
一瞬、そう思ったが、遠くに列車の汽笛が聞こえたので、素直に?上側に戻って撮影した。

しかし、どうも釈然としない。

そこで撮影後、怒鳴った人にお話しを聞きに行った。
白髪交じりの50代と思しき男性だ。

すると先方、当方の持っていたバカチョンカメラに目を落として、曰く。
「一般の方ですか?」

意味がわからない。
「小湊鉄道の関係者ですか?」と聞いているのでもなさそうだ。

なんと答えていいかわからず口ごもっていると、重ねて
「鉄道ファンの方ではないのですか?」
と聞いてくる。

そこで、ようやく気が付いた。

撮り鉄の間では、先着カメラマンのカメラアングルに、後から来た人は入ってはいけないという暗黙のルールがあるのではないか・・・と。

それにしても、話してみると物腰柔らかな、その男性。
なぜ、ああいう怒鳴り方をしたのだろうか?

「申し訳ありませんが、先に来てカメラアングルを決めているので、もう少し横に寄っていただけませんか?」的に言えば、カドも立たなかっただろうに・・・。

これを他山の石として、自分の言動にも注意したいものだ。
無理かもしれないが…(笑)。






前回、鉄塔とのコラボ写真を撮った際、進行方向の踏切近くに見えた黄色い軽飛行機。
それとのコラボ写真を撮ろうと、撮影スポットを探しに行った。

軽飛行機は中古自動車の保管場所に置かれていた。



近くに行けば、明らかに私有地。
無断立入りはできないし、立入りを許可してもらったとしても、自動車が邪魔になって良いショットは撮れない感じ。

よって、この方向からの撮影は断念した。



それならばと、鉄塔を撮影した凸凹道に行ってみたところ、後ろ姿だが、飛行機の全景を撮ることができた。
ちなみに主翼はなかった。

しかし、列車とのコラボ写真となると、列車の後ろ姿と飛行機の尾翼部分しか撮れない感じ。

よって、そこからの撮影も断念した。



さて、どうしよう。

結局、軽飛行機とのコラボ写真は断念。

その代わりといってはナンだが、直近の踏切を列車が通過する写真を撮ってみることにした。


列車が近づいてきた。
かすかに軽飛行機も見える。



緩い右カーブを曲がってきた。



踏切通過中。
機関車がもう少し近くに来た時にアップで撮ろうと思ったが、踏切の目玉が邪魔になるので、こんな構図にならざるを得なかった。



撮影時は気が付かなかったが、写真を見てみると、客車内から夫婦らしき乗客に見つめられていた。
「こんなところで写真を撮るなんて、物好きな人もいるのね・・・」、といった会話が聞こえてきそうだ。
ちなみに、解像度がよくないし、マスクもつけているので、これぐらいの顔写真ならイイカ・・・と思い、そのまま掲載した。



去っていく列車。
手前に写っているのは、五井駅から10km地点という標識だろうか?



余韻を残しつつ、列車は去って行った。




(この日の特記)

これまでママチャリ走行中、あれを写真に撮っておけばよかったなあ・・・と思う瞬時の出来事に、何回か遭遇したことがある。

そのため、カメラを軽く構えた感じで右手に持ち、その手をハンドルの上に置いて、いつでも写真がとれる態勢をとって走る・・・そんなことも、常にではないが、するようになっている。

この日は、たまたま、それが奏功。

走行中、前カゴ付近に一瞬、蝶々?が見えたが、すぐに姿が見えなくなったので、消えた?と思い、周辺を探してみると、なんとカゴのフレームにしがみついていた。

この時のスピードは、ゆっくり進んでいたので、多分、時速10km程度。
それでも、瞬間的にしがみついたであろう、この蝶々。
その反射神経たるや、見事というほかはなかった。(笑)






トロッコ列車は2連ミニ鉄橋付近から、ほんの短い距離ではあるが、高圧送電線の鉄塔を左手に見ながら走る。
そして送電線の下をくぐり、297号線の踏切を経て光風台駅に向かう。

つまり、鉄塔とのコラボ写真を撮るなら、この区間しかないということだ。

世の中には鉄塔マニアと呼ばれる人も多くいるという。
そこで、ここも撮影スポットに選んでみた。

線路沿いに候補は何カ所かあったが、結局は、送電線がクッと方向を変え、列車が、その下をくぐる、このポイントに決めた。


列車が近づいてきた。



送電線の下をくぐろうとするトロッコ列車。
やや逆光気味だが、構図としては狙いどおりだ。



今、送電線の真下をくぐっている。



くぐった後、列車は光風台方面に去って行った。



ちなみに、この日は実にヘンな天気だった。
前3枚のショットでは、空は曇天のような感じだったが、カメラを右に振ると、なんと青空が見えていた。

上空に前線でもあったのだろうか?



(この日の特記)

撮影スポットを目指しママチャリで走っていた時、雉が左側の茂みから出てきて、同じ方向にトコトコと歩きだした。

これはチャンスとばかり、停車後、急ぎカメラを取り出し、自転車でゆっくりと後を追いながら撮影してみた。

自転車走行中につき、画像を確認しながらの撮影はできない。
こんなもんかな?と、適当にシャッターを押したのだが、なんとか写っていた。

雉は真ん中の草道にいる。



ちょっと進むと、左側の草道に移動。



そして、自転車はゆっくり進んでいたのだが、危険を察してか、右方向に飛んで行った。
飛び去っていく姿は、辛うじて左端に写っている。
まあ、適当にシャッターを切ったにしては、上出来の部類か?






上総山田駅を出たところに、ミニ鉄橋が2つ続いてある場所を見つけたので、ここも撮影スポットに選んだ。

おおよその通過時間を予想して待機。

しかし、ポーッと汽笛が鳴った後、写真の左方向にある踏切がキンコンカンし始めても、なかなか姿が見えない。

どうしたのかな?とヤキモキしていると、ほどなくして写真の右方向にある踏切がキンコンカンし始めた。

そうか。・・・。
こんなことは前にもあった。

進行方向の、そう遠くない場所に踏切がある場合は、その踏切がキンコンカンし始めてからカメラを構えればいいんだと、改めて認識した次第。

カメラを構えると、ほどなくして機関車の頭が見えた。

そして、最初のミニ鉄橋に機関車がさしかかった。



最初のミニ鉄橋を、ほぼ通過した。



2つ目のミニ鉄橋を通過中。



2つ目のミニ鉄橋を、ほぼ渡り終えた。



2連の鉄橋と車両後部が同じ間隔で並んでいるように写してみた。

それがどうした?と言われれば、それまでだが・・・。(笑)



送電線鉄塔の手前を通過中。

そうだ。
次回は、あの鉄塔の近くで撮影してみよう。



そして、列車は遠ざかっていった。






これが上総山田駅の駅舎。
普通列車すれ違い風景撮影時、入口右側のベンチには猫が寝ていたが、この日はいなかった。



駅舎の前にはだだっ広いスペースが広がっている。 



駅舎説明プレートには、大正14年ごろの建設などと書かれていた。



駅舎内はこんな感じ。
ここの窓口はアーチ型だ。



その窓口の表示は、これまでの他の駅のとは、ちょっと違っていた。
しばらく待てば、窓口が開くのだろうか?(笑)
このユーモアのセンス、好きだなあ・・・。  



右上に展示されていたオブジェライトをアップで撮影。
説明書きはなかったが、これもアートミックス関連の作品なのだろうか?



下りホームへの連絡通路から両ホームを撮ってみた。



海士有木駅以降、気になりだした駅のトイレ。
この駅ではホーム上にあった。



列車が見え始めた。



構内に入ってくる。



スピードを落とし、もう少し進んでから停車した。



ホームに停車した写真を改めて見てみると、線路上に草が目立つ。

そういえば最近、西広取水場の近くに小湊鉄道と書かれた作業車が停まっており、近くで制服姿の2人が線路脇の草を刈っていた。

この季節、保全部門の人は大変だ。



そして出発。



行ってらっしゃあーい。




◇ ◇ ◇ ◇

ちなみに、以前、この駅に下見に来た際、引き込み線にレール輸送専用車両が停まっていた。
付近には数名の撮り鉄?も。

この駅に常時、置かれている車両かな?と思ったが、よく見れば「越中島貨物駅常備」とあるので、JRからの借用車両なのかもしれない。
それなら、この機会に撮っておくべしと撮影した。

それが正解。
トロッコ列車を撮りに来た時には、もういなくなっていた。






上総三又駅から上総山田駅に向け、できるだけ線路に沿うようにしてママチャリングしていたところ、思いもかけず、またミニ鉄橋があった。

先に撮影した2つのミニ鉄橋とは、若干、趣の違うところがあったので、ここも撮影ポイントに選んでみた。



はるか彼方に機関車のライトが見えた。
もうすぐやってくる。
ちなみに、この日は青空が美しかった。



トロッコ列車がやってきた、



狙いどおり、鉄橋の真上に機関車がすっぽり収まっているショットを撮ることができた。



青空の下、去っていくトロッコ列車。



乗っている人もルンルン気分なんだろうなあ・・・。

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