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市原市内で夕日や朝日がきれいに見える場所、あるいは恐らくは少数の人しか気づいていないような面白スポットなどを探し、日々、ママチャリで縦横無尽に走り回っています。 若干遠い場所はマイカーで。
上総山田駅を出たところに、ミニ鉄橋が2つ続いてある場所を見つけたので、ここも撮影スポットに選んだ。

おおよその通過時間を予想して待機。

しかし、ポーッと汽笛が鳴った後、写真の左方向にある踏切がキンコンカンし始めても、なかなか姿が見えない。

どうしたのかな?とヤキモキしていると、ほどなくして写真の右方向にある踏切がキンコンカンし始めた。

そうか。・・・。
こんなことは前にもあった。

進行方向の、そう遠くない場所に踏切がある場合は、その踏切がキンコンカンし始めてからカメラを構えればいいんだと、改めて認識した次第。

カメラを構えると、ほどなくして機関車の頭が見えた。

そして、最初のミニ鉄橋に機関車がさしかかった。



最初のミニ鉄橋を、ほぼ通過した。



2つ目のミニ鉄橋を通過中。



2つ目のミニ鉄橋を、ほぼ渡り終えた。



2連の鉄橋と車両後部が同じ間隔で並んでいるように写してみた。

それがどうした?と言われれば、それまでだが・・・。(笑)



送電線鉄塔の手前を通過中。

そうだ。
次回は、あの鉄塔の近くで撮影してみよう。



そして、列車は遠ざかっていった。






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これが上総山田駅の駅舎。
普通列車すれ違い風景撮影時、入口右側のベンチには猫が寝ていたが、この日はいなかった。



駅舎の前にはだだっ広いスペースが広がっている。 



駅舎説明プレートには、大正14年ごろの建設などと書かれていた。



駅舎内はこんな感じ。
ここの窓口はアーチ型だ。



その窓口の表示は、これまでの他の駅のとは、ちょっと違っていた。
しばらく待てば、窓口が開くのだろうか?(笑)
このユーモアのセンス、好きだなあ・・・。  



右上に展示されていたオブジェライトをアップで撮影。
説明書きはなかったが、これもアートミックス関連の作品なのだろうか?



下りホームへの連絡通路から両ホームを撮ってみた。



海士有木駅以降、気になりだした駅のトイレ。
この駅ではホーム上にあった。



列車が見え始めた。



構内に入ってくる。



スピードを落とし、もう少し進んでから停車した。



ホームに停車した写真を改めて見てみると、線路上に草が目立つ。

そういえば最近、西広取水場の近くに小湊鉄道と書かれた作業車が停まっており、近くで制服姿の2人が線路脇の草を刈っていた。

この季節、保全部門の人は大変だ。



そして出発。



行ってらっしゃあーい。




◇ ◇ ◇ ◇

ちなみに、以前、この駅に下見に来た際、引き込み線にレール輸送専用車両が停まっていた。
付近には数名の撮り鉄?も。

この駅に常時、置かれている車両かな?と思ったが、よく見れば「越中島貨物駅常備」とあるので、JRからの借用車両なのかもしれない。
それなら、この機会に撮っておくべしと撮影した。

それが正解。
トロッコ列車を撮りに来た時には、もういなくなっていた。






上総三又駅から上総山田駅に向け、できるだけ線路に沿うようにしてママチャリングしていたところ、思いもかけず、またミニ鉄橋があった。

先に撮影した2つのミニ鉄橋とは、若干、趣の違うところがあったので、ここも撮影ポイントに選んでみた。



はるか彼方に機関車のライトが見えた。
もうすぐやってくる。
ちなみに、この日は青空が美しかった。



トロッコ列車がやってきた、



狙いどおり、鉄橋の真上に機関車がすっぽり収まっているショットを撮ることができた。



青空の下、去っていくトロッコ列車。



乗っている人もルンルン気分なんだろうなあ・・・。

上総三又駅は、五井駅を出て3つ目の駅だ。

駅前はこんな感じで、やはり閑散としている。



駅のすぐそばには鯉の養魚場があった。
綺麗なノボリがはためいていることから考えると、営業している模様。
建物の中には2列になった水槽が計10ケほどあったが、誰もいなかったので撮影はしなかった。



この養魚場、線路側にこんな垂れ幕を掲げている。
ちょっと小さいが、列車からも見えることだろう。



駅舎は、こんな感じで、これまでの2つの駅とは、ちと趣が違う。
リニューアルされたトイレは別としても、建物自体、べらぼうに古くはない感じだ。

そのためか、前2つの駅にあった駅舎説明プレートは、この駅にはなかった。



窓口はこんな感じ。
前2駅のよりも大きかったが、文言が書かれたボードは掲示されていなかった。



一方、この駅には改札口がなかった。
最初からなかったのだろうか?

この点も、前2つの駅とは違っていた。



駅舎の話しはその程度にして、この駅の白眉は、駅舎横に宇宙船が着陸していたことだ。



駅舎内には、こんなビラが貼られていた。



帰宅後、調べてみると、市原市の広報記事に、上総村上駅の宇宙飛行士とセットになったモニュメントだと書かれていた。
さもありなん。


https://ichihara-artmix.jp/news/news/2020/09/21/2685/


宇宙船の裏側は、こんな感じ。
階段は、上がる人がいないよう、ヒモで封鎖されていた。



土台はしっかり固定されている。



階段の固定もバッチリだ。



そして、いよいよトロッコ列車が入線してきた。



ちなみに、上記写真を拡大して見ると、ホームの端に先客1名。



実は、駅に到着した時、見たことがある乗用車が停まっていたので聞いてみると、案の定、ミニ鉄橋撮影時に出会った家族連れだった。

1日に3便しかないトロッコ列車。
上総三又駅付近に集中しなくても、他に撮影スポットは沢山あるだろうに・・・。

宇宙船とのコラボ写真を撮る気配はなかったので、何回も撮影に来ているリピーターだろうか?



それはともかく、列車は、この位置からもう少し進んだところで停車した。



そして、すぐに発車していった。
過ぎ去っていく列車と宇宙船とのコラボは、この位置がベストだった・・・と思う。
ちょっと遠すぎて機関車を認識しにくいが、近くだと階段が邪魔になってしまうのだ。






コンビナートの煙突が見える撮影スポットの近くにミニ鉄橋があった。
以前紹介した村上跨線橋そばのミニ鉄橋とは、ちと趣が違う感じ。
そこで、ここも撮影スポットに選んでみた。


舗装道路から、こんな農道を通って撮影ポイントに向かう。

撮影中、2度ほど軽トラが通ったが、こちとら、ちょっと先にある空き地にママチャリを停めていたので、邪魔にはならなかった。



ミニ鉄橋まで行ってみると、ちょっと先に踏切があり、その近くで先客2名が待機していた。
母子のようで、踏切狙いの模様。

すると、農道なのに、1台の乗用車が踏切を渡ってきた。
先客2人の父親らしい。
見れば習志野ナンバー。
よくぞまあ、こんな場所を知っていたものだ。

しばし駐車して家族と会話。
・・・と、その時、軽トラが来たので、止む無く、どこかに走り去っていった。
適当な駐車場が見つからないのだろうか?



そうこうしているうちに列車が来た。



列車&ミニ鉄橋&田んぼ&青空?をバランスよく撮ったつもりだったが、ミニ鉄橋が半分しか入っていなかった。
残念!



ミニ鉄橋を渡る機関車。
もう少しアップで撮ればよかったか?

ちなみに地図で調べると、ミニ鉄橋の下は水路ではなく、新堀川という、立派な名前がついている川だった。



列車が踏切を通過中。
あの2人、上手く撮れただろうか?




当方、撮影が終わればサッサと退散。

しかし、あの2人は、父親の車を待っているのだろうか、現場に立ち続けたままだった。
付近を見わたしても、父親の車は見当たらない。
どこに行ったのだろう?

ちょっぴり気にしつつ、今回の撮影スポットを後にした。


海士有木駅を出てすぐのカーブを曲がれば、列車は田んぼの中を走るようになる。

その田んぼ沿いの道で、数年前、三脚を立てたカメラマン数人が列車を撮っているのを見かけたことがあった。
まだ、この区間にトロッコ列車が走っていなかった頃だ。

田んぼの中を走る姿が絵になるのだろうか?
それとも、水面に映る車両を撮れるスポットなのだろうか?

理由は定かではないが、皆が撮っているのだから・・・と、ここも撮影スポットに選んでみた。


この道沿いにカメラマンが並んでいた。



その道から線路方面を眺めると、こんな感じ。

一面、田んぼというわけではなく、線路の向こうには民家も見えるので、特段の撮影スポットとも思えないのだが・・・?



そうこう考えているうちに、列車が踏切を渡ってきた。



コンビナートの煙突が何本も見えていたので、それと一緒に撮ってみる。

皆さん、この構図を狙っていたのだろうか?

それとも、方角的には、富士山が正面に見えるかもしれないので、それ狙いだったのだろうか?



さらに列車は進んでいったが、田んぼと線路が離れているせいか、それとも撮影スポットが悪かったせいか、列車が水面に映る姿は撮れなかった。




そして、当方の雑念などお構いなしに、列車は去って行った。




撮影終了後、帰り支度をしていると、地元住民らしき妙齢のご婦人が通りかかり、「良い写真が撮れましたか?」と声をかけてきた。

そこで「マアマアでした」と答えた後、これ幸いと「ここから富士山は見えるのですか?」と聞いたところ、「ここから見えるかどうかは分からないが、住んでいるあそこの団地からはよく見えます」とのことだった。

「あそこの団地」は指呼の間。
となれば、ここからも見える可能性は大だ。

冬場、富士山が見えそうな日に、また来てみよう。


海士有木駅を出てすぐ、列車は急な右カーブにさしかかる。
地図で見る限り、上総牛久駅までの区間で一番の急カーブかもしれない。

そこで、ここも撮影スポットに選んでみた。

出発予測5分前からスタンバイ。

すると、駅方面でキンコンカンがなった後、ポーッという警笛音も2~3回聞こえてきた。
そろそろ駅に到着する模様。

そこでカメラを構えて待っていたのだが、なかなか来ない。

そうそう、駅ではちょっとの間、停車するのだった。
しかし、それにしても遅い。

そうこう思っていると、上総三又駅方面にある踏切がキンコンカンと鳴り始めた。
そうか、この音を待っていればよかったのか・・・。

そして、いよいよ、列車がカーブを曲がってきた。
チョッピリ頭を出したところが、なかなかよいショットになっていると自画自賛。



警笛を鳴らしつつ近づいてくる。
当方は土手の上から撮っているので、おそらくは対象外。
曲がりっ端に勝手踏切があるためだろうか?



この辺で、ほぼ真正面になった。



これほどフレームにスッポリ収まるとは思っていなかった。
頭をチョッピリ出した最初の写真といい、今日の撮影はナカナカ調子がよい。



構図も何も狙わず、前のショットに続いてシャッターを押したところ、機関士?の後ろ姿まで写っていた。



さらに続けてシャッターを押そうとする。

・・・と、その時、無蓋車両に乗っていた子供が手を振りながら「こんにちわー」と挨拶してきた。
当然、こちらも手を振って「こんにちはー」と挨拶を返す。
すると周りのお母さんたちを含め、7~8人程度が手を振り返してくれた。
気持ちほのぼの。



駅を出たばかりのカーブゆえ、あまりスピードも出ておらず、乗客と交流するには、ちょうどよいスポットかもしれない。

ただ、直近に3軒、民家があるので、あまり大きな声を出すと迷惑かも。

スピ-ドがあまり出ておらず、かつ、周囲に人家のないような挨拶スポットを探してみるか・・・。

そして、列車はガッタンゴットンと上総三又駅方面に去っていった。

1日3便あるトロッコ列車は、どこかの駅で普通列車とスレ違っているのではないか?
もし、スレ違っていたなら、そこも撮影スポットになりそうだ。

そう思い、上総牛久駅までの各駅毎、下りトロッコ列車の予想到着時間近辺に上り普通列車が発車するケースがないか、時刻表で調べてみた。

結果、そのようなケースは見当たらず。

ただ、普通列車同士のスレ違いであれば、時間帯でいえば6時から9時台は2回、それ以降は1回、どこかの駅でスレ違っている感じだった。
ちなみに、スレ違いは限られた駅に集中しているかと思いきや、そうではなく、各駅に1~4回と分散していた。

しかし、例外というもの、どの世界にもある。
今回でいえば、上総三又駅がそうだった。
この駅だけ、スレ違いがないのかもしれない。


とまあ、それだけ調べた上で、代表駅として、海士有木駅ですれ違い風景を撮ってきた。
別に、どの駅でもよかったのだが、すれ違いの可能性に気付いたのが、西広堰近辺の写真をアップした後だったからだ。


駅に到着後、しばらく待っていると、上り下りとも前の駅を発車したという案内表示が出た。

ここで気付きが一つ。
上り列車の前駅は上総三又のはずだ。
それが、上総山田を出たとの表示。
この表示は、上り列車到着の直前まで変わらなかった。

故障?
誤表示?
それとも上総三又駅にはセンサーなし?
ちょっと気になった。



それはさておき、最初に駅に到着したのは上り列車だった。
ホームには1人、乗客が待っている。

そして、上り列車がまだ停まらないうちに下り列車が近づいてきた。

片方の列車がホームに停車した後、しばらくしてもう片方の列車が到着するものとばかり思っていたので、ほぼ同時の到着には少なからずビックリ。



上り列車の車掌さんが安全確認を終え、車両に乗り込んでいる。



そして、上り列車のほうが先に出発していった。




それにしても、上り下りの列車が、スレ違い駅にほぼ同時に到着する・・・。
田舎のローカル線(失礼!)なのに、そんなにも厳密に運行管理しているのだろうか?
大いに気になり、海士有木の両隣の駅でもすれ違い風景を見てきた。

以下は上総山田駅でのスレ違い風景。
 ※隣駅ではないが、上総三又駅ではスレ違いがないらしいので。
下り列車が着いた1分ほど後に、手前側の上り列車(まだ動いている)が到着。
普通のすれ違い風景だった。



ちなみに駅到着時、ベンチで猫が寝ていたので、思わず激写。
猫好きではないが、なんかのんびりしていて、いいなああ・・・。






以下は、上総村上駅でのスレ違い風景。
上り列車が停車して2分ほど後に、右方向から下り列車(まだ動いている)が到着した。
これも、普通のすれ違い風景だ、

ちなみに、この撮影スポットは、ホームからばかり撮ったのでは面白くないと思い、列車全景が写るポイントとして選んだのだが、こんなにも抜けるような青空と田んぼ水面に映る列車が綺麗に写るとは思わなかった。
これなら、ここからもトロッコ列車を撮影してみるか・・・。



両隣の駅では先着列車が1~2分ほど待機していたということで、海士有木駅に再度、確認に行った。

以下は、前回と異なり、下りホーム側から撮った写真。
上り列車が到着した1分ほど後に、手前側の下り列車(まだ動いている)が到着した。
つまり、前回の神業的すれ違いはタマタマだったということ。
さもありなん・・・だ。







五井駅を出て2番目の駅が海士有木。
海士有木とは、海士と有木をくっつけた名前だ。

そのうちの海士とは、漁師が住んでいた集落という意味だそうだ。
以下は、市原市埋蔵文化財調査センターHP掲載の縄文時代の地図で、海士有木駅の位置は手書きの青い☆印付近だ。

思うに、縄文時代の海岸線から2~3km奥の、養老川に面した場所ということで、漁師が住むようになったのかもしれない。



一方、有木は「あらき」で、新しく開拓した土地・・・という意味らしかった。


・・・とまあ、そういった一口メモ的知識は置いといて・・・。

海士有木駅を五井側から見ると、こんな感じ。
上り下りの列車がすれ違うことに加え、引き込み線のような線路もあって、敷地的には上総村上駅よりもかなり広い。



これが駅舎。 
かなり年季が入っている。



それもそのはず。
開業当初からの駅舎で、大正14年ごろに建てられたものだそうだ。



駅正面の左側はこんな感じ。
閑散としているが、小湊鉄道の駅は、全般、こんなもんだ。



写真に写っているのは、こどもの国への案内図。
そういえば、以前、この駅で小さな子供連れが五井駅行きの列車を待っていた。



案内図に示された方向には、道標も設置されていた。




駅正面の右側には、別の案内図や標識もあった。



こちらの案内図は広域的に見どころを紹介しているが、少々くたびれていた。
養老川沿いの赤く表示されている「自然歩道」は、いつもママチャリングでお世話になっている道だ。



標識は、駅から離れた場所にも立っていた。



周辺の説明はこの程度にして、駅舎内はこんな感じ。



窓口はアーチ型で、書かれている文言も上総村上駅とは違っていた。
しかし、横には自動券売機がチャンとある。
ずっと故障しているのだろうか・・・?(笑)
このチグハグさも、ゆるキャラ的で、のどかな雰囲気をかもし出している。



しばらくすると、トロッコ列車が前の駅を出たことが表示された。



それではと、中に入ると、改札横にこんなベンチがあった。
「鈴傳」とは、五井の街中にあって数10年前に廃業した、闇市的雰囲気が残っていた市場?スーパー?だ。
それにしては、文字の色はそれほど褪せていない。

まさか、こんな場所でお目にかかれるとは・・・。
ちょっとタイムスリップした気になった。



そして、ホームに上る木製の階段も、昭和の匂いがプンプンだ。
 ※小湊鉄道の開業は1925年(大正14年)とのこと。



ホームからは駅トイレが見えた。
構内と構外の両方から利用可能。
立入禁止表示がないので、現役なのだろう。
大いに気になり、切迫度は小だったが、利用させていただいた。




そうこうしているうちに列車が見えてきた。



近づいてくる。



さらに近づいた。



ここより少し進んだ位置で列車は停まった。

しかし、この駅には上総村上駅のようなモニュメントもないのに、なぜ停まったのだろう?
駅の説明など、車内アナウンスしている声は聞こえなかったので時間調整?



停車時間は、ほんの数10秒。
機関車には乗員が2名いた。



同じアングルばかりでも面白くないので、出発前にホームの先に移動し、今度はしゃがみこんだ姿勢でローアングルから撮ってみた。
やや躍動感が出たか?



去り行く姿はいつも通り。



そして、右カーブを曲がっていった。

1994年発行の千葉県地図に、西広取水場の近くに養魚場があると記載されている。(地図の真ん中、左端) 
昔から気になっていた場所だ。



そこで、トロッコ列車撮影スポット探索のついでに、現地を探索してみることにした。

取水場の横に、細々ながらも養老川上流方面に進めそうな小道があったので、行けるかな?と思いつつ進んでいった。



前の写真の竹藪の向こうはこんな感じ。
あぜ道のような道はまだ続いており、ところどころ凹んでいて水が溜まったりしていたが、なんとか通れた。



そのうち砂利道に出た。
そこから養老川の上流方向にちょっと進むと、右側にトタン屋根っぽい建物が見えた。
あれが養魚場らしい。
少し先に、そこに行けそうな道があったので、右折して行ってみる。



最初のカーブを曲がっても、まだ先は見えなかった。
ちょっぴり不安。



やっと建物が見えた。



池だったらしき痕跡があるので、ここが養魚場だったのだろう。
しかし、既に廃業したらしい。
(移転したのかもしれないが)
つわものどもが夢の跡か・・・。



これにて一件落着。
さあ、帰ろう。

しかし、通ってきた道を引き返すのも能がない。

そこで、さきほど右折した砂利道まで戻り、そのまま進み続けると、右側に立て札らしきものが見えた。

何だろうなあ・・・と思いつつ通り過ぎたのだが、この道を通ることは二度とないかもしれないと思い、ココで立ち止まり、引き返して行ってみることにした。



行ってみれば、真ん中に土手のようなものがあり、その両側は大きな田んぼ?池?の跡地だったような感じだった。



土手?の左側、右側ともに、このようにかなり広いスペース。

立て札は文字が書かれていたかどうかさえ不明な状態であり、冒頭の地図にも何も書かれていないので、委細不明だ。




あれは一体、何の跡地だったのだろう?
そんな、モヤモヤした気持ちを引きずりながら、この日のオプション探索を終了した。






西広取水場近くの線路は一直線になっていて、非常に見通しがいい。

よって、そこの踏切で、遠くから接近してくるトロッコ列車を撮ってみることにした。



五井方面からトロッコ列車が近づいてきた。



さらに近づいてきたのでアップで撮ってみた。



轢かれる直前でサッとよけると、あっという間に通り過ぎていった。



さようなら。



去り行く列車の左方向、山の稜線に見える白い建物は市原市のゴミ処理施設(廃熱利用の有料温浴施設付き)だ。





・・・とまあ、このように並べてみた一連の写真。
何か違和感はなかったでしょうか?

そうです。
これらは、五井駅に向かっている列車を、さも五井駅から出発した列車であるかのように並べたフェイク写真だったのです。

そうでもしなければ、先頭車両を真正面から撮るなど、とてもできません。

列車写真の2枚目と3枚目で、なにか、つながりが悪いように感じられますが、それは、列車が来るまでは線路から離れた場所で撮影し、列車が過ぎた後は、直後ではなく、少し間を置いてから線路内に立ち入り、撮影したからです。

ちなみに、踏切を通り過ぎた直後の機関車の写真で運転席を拡大すると、運転士の方が機関車の後方を見ています。
通常運転では、そんなことはあり得ないでしょう。



ただ、上記拡大写真では、顔の向きがイマイチ鮮明ではありません。

そこで後日、同じ場所で何回か確認写真を撮ったところ、中には前方を向いている運転士さんもいました。
その日の気分次第ということでしょうか・・・。




(付記)

マナーの悪い一部の撮り鉄が問題になっている昨今、このブログに掲載している写真は、各駅舎に掲示されている以下の注意事項を遵守して撮影していること申し述べておきます。





**************************** 

マナーの悪い撮り鉄については、最近も、こんな報道がありました。
御参考まで。

撮り鉄が線路立ち入りで停車…「犯罪」に該当も 弁護士「懲役・罰金
 の可能性」指摘

(2021年5月17日 17:00 YAHOOニュース;AERA)

「撮り鉄」のマナーが悪化している。
一部が線路内に立ち入り、電車が止まる事件も起きているほどだ。
マナー違反は、犯罪行為として処罰の対象となることもある。
*  *  *  
SNSの普及が、マナー違反をあおり立てる。
危険な状態で撮影した写真がブログなどにあふれ、それをまねしようと撮影合戦が過熱する。
モラルハザード(倫理崩壊)は加速する一方だ。  

それを象徴するような「事件」が起きた。
324日午後445分、撮り鉄が電車をストップさせたのだ。  
現場は
JR中央線・立川─日野間(東京都)。
それも多摩川橋梁の上で起きた。  
特急「踊り子」や「湘南ライナー」で使われた
185系の定期運行が終わり、車両を解体するために長野総合車両センターに回送される途中だった。
その姿を写真に収めようと、橋梁付近に撮り鉄たちが集結。
一部が線路に立ち入り、列車を約
30分にわたり停車させた。

■法律違反なら懲役刑  
JR東日本八王子支社によると、緊急停車した電車は、目的の185系ではなく、たくさんのお客を乗せた東京発高尾行きの209系中央特快だった。
警官が出動する事態になった。
被害届や告訴については「警察と相談中」(広報室)という。  

この「事件」を撮影した動画がユーチューブに残っている。
それを見ると、カメラを持った数人が線路内に立ち入っている様子が映っていた。
線路上で望遠レンズを装着したカメラを構える場面もあった。  

度を越した行為は、犯罪行為として処罰の対象となる。  
鉄道好きの小島好己(よしき)弁護士によると、在来線の線路に侵入した場合、鉄道営業法第
37条違反で1万円未満の科料になることがあるという。
「今回のケースのように、危険回避のため列車の運転を止めざるを得ないことになれば、威力業務妨害罪に該当します。
3年以下の懲役または50万円以下の罰金の刑罰の可能性があります」

また、三脚が列車に接触するなどして「衝突等往来の危険を生じさせた」と認められれば、故意の場合は往来危険罪、過失の場合は過失往来危険罪が成立することもありうる。
前者は
2年以上の懲役、後者は30万円以下の罰金だ。

■ストロボ発光も注意  
小島弁護士は言う。
「鉄道会社が危険回避や迷惑防止につながらないと判断すれば、今は許されている撮影場所や撮影方法も禁止されることもありえます。法令による規制の強化にもなりかねません。撮影させてもらっているという意識を持って楽しむ。鉄道会社の従業員や、ほかのお客に迷惑をかけないという意識を、いま一度持ってほしいと思います」  

鉄道ジャーナリストの松本典久さんは、すべての鉄道ファンに、
1)自分も鉄道の利用者であることを自覚する
2)周囲の人々に迷惑な行為は慎む
3)何が危険な行為なのか想像力を働かせる
この3点は守って撮影してほしいと語る。

「撮影者だからOKという例外はありません。自分以外の乗客や撮影者がいる場合、その妨げとなる行為は一般常識としてマナー違反です。ストロボも気をつけなければなりません。眼前で予期せず発光したら目がくらむように、運転手に向けて発光させれば、最悪、事故に結びつくことを想像すべきです」  

この声が、鉄道を愛するすべての鉄ちゃんに届いてほしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e35ed6df23823cb1b2b64eda555da4f597a231bb  



ラベンダーなどが植えられている坂道を過ぎると、今度は右手に西広取水場が見えてくる。

これは、(6)西広堰の章で説明した、工業用水を山倉ダムに送水するためのポンプ所だ。

手前に写っているのは、おそらくは農業用の勝手踏切。
ここまで草ぼうぼうの畔道を通ってきた。



これが施設の表札。



一旦、川の水をこのプールに入れてからポンプで山倉ダムに送っている模様。
ちなみに、施設はしっかりとフェンスで囲まれている。
この写真は網の目の間から撮影したものだ。



なぜか、敷地内の一角にある煙突のようなところから水が溢れっ放しになっていた。




話しは時空を超えるが(笑)、取水場からの水は、山倉ダムのココに送られてくる。
向こうに見える森は、こどもの国。



ケージの中をのぞきこむと、水がゴウゴウと音をたてて流れ込んでいた。




・・・とまあ、そういった社会科見学はさておき、取水場のそばに小規模ではあるがレンゲ畑があったので、ここも撮影スポットに選んでみた。
写真左下が、そのミニレンゲ畑だ。



あぜ道を通り、しばしレンゲ鑑賞



そのうち列車が見えたので、最初はローアングルのズームで撮ってみた。
ちょっと遠すぎるが、ヘッドライトの灯りでなんとか機関車を認識できる。



ここからはズームなしの写真。



この辺で汽笛一声。



かなり近づいてきた。



真横あたりを通過していく。



そして、取水場に通じる道の踏切にさしかかった際、車で来た撮り鉄2人が待ち構えていた。
さきほどの汽笛一声は、この2人への注意喚起か?



その2人は、踏切通過後の列車の後ろ姿も撮っていた。
やはり、向かってくる列車だけでなく、後ろ姿も撮って余韻を楽しまなくっちゃ・・・。



ちなみに、上の写真を拡大したところ、白服の人はそうでもないが、茶服の人は余韻を楽しんでいるように見えた。
思い込みかな?(笑)

西広堰を過ぎた直後、列車の左手に、瞬間的にではあるが、坂道が見える。
そして、その坂道の上のほうには色とりどりの花が植えられている。

ちなみに正面、坂の下が小湊鉄道の線路だ。
かなり遠い。



そして、花畑エリアの下にはラベンダーエリアがある。
花はまだ咲いていない。
撮影日は休日とあってか、地元有志の方?が手入れしていた。



ラベンダーエリアの下から線路方向に向かってのエリアは草ぼうぼう状態。
そのうち、綺麗に整備されるのかもしれないが・・・。

そんな坂道の中腹から、ラベンダーとコラボしたトロッコ列車を狙ってみた。

ただ、このスポット、列車の接近を目で確かめることができず、いきなり列車が視界に飛び込んでくるので、シャッターを押すタイミングが非常に難しい。

そう遠くない場所にキンコンカン踏切があるので、列車が接近すると、かすかに音が聞こえるのだが、坂道を車が通ると、その音にかき消されてしまう。

一方、線路の手前側に大きな看板と雑木があるので、それらに隠れていない状態で先頭車両を撮るのも至難の業だ。

何回か普通列車の通過に合わせて撮影練習したが、これぞと思う写真は撮ることができなかった。

以下は、練習後に撮った本番写真。
練習でもうまくいかなかったのに、本番でうまくいくはずがない。
やはり、この程度で、先頭車両の先端部分が雑木の陰に隠れてしまった。



上記写真を撮った直後、看板の左側に先頭車両が出たところが撮れるかもと、続いてシャッターを押したが、時すでに遅し。
先頭車両は先端部分が見えなくなっていた。

ラベンダーが咲くころに、またチャレンジしてみるか・・・。
うまく撮れたら、追加掲載も考える。



とまあ、坂道の中腹から撮った写真はこんな感じだった。


ここで一考。
線路の向こう側に行けば、トロッコ列車の背景にラベンダーという写真が撮れるのではないか?

そこで、撮影場所を探しに行ったところ、生い茂った草むらの中に、人が通った気配のある道?を見つけた。

ここしかないだろう。
そう思い、ここからトライすることにした。



その草むら道に分け入り、ラベンダーが撮れるスポットを探索したが、結局のこと、坂道の真正面から撮るには看板が邪魔で、せいぜい、こんな角度からしか撮ることができなかった。

これではラベンダーが写り込むことは望み薄。
それほどの撮影スポットではなかった。
草をかき分けて行ってみたのに、残念!



そんな中、トロッコ列車がやってきた。
こちら側だと、進んでくる列車が見えるので、撮影はしやすかった。



いよいよ坂道のある場所にさしかかる。



そこで先ほどの撮影スポットに移動し、ラベンダーも一緒に写り込むよう、アップで撮ってみた。

いくらトロッコ列車がゆったりと走っているとはいえ、先頭車両の先端とラベンダーの両方を写真に収めるのは難しい。

タイミングを適当に見計らい、シャッターを押したところ、なんとかそれらしい写真を撮ることができた。

欲を言えば、先頭車両の先端部がもう少し右側にきておいてほしかったのだが、それは素人カメラマンにとっては無理というものだ。



草むらの中を去り行くトロッコ列車。
これだけを見ると、大規模住宅造成地とのそばとは思えない、




・・・とまあ、以上、誰も思いつかないようなアングルから撮ったつもりだったが、少々、空回りした感、なきにしもあらずだ。
前回、西広堰そばの菜の花畑撮影スポットを紹介した際、付近に水路があることを説明した。。

その水路の下流、場所的には、列車が村上跨線橋をくぐった直後、左カーブを曲がり切った付近にミニ鉄橋がある。
あまりにも小さい鉄橋なので、列車に乗っている人は気付かないはずだ。

これほど近くで、ミニとはいえ、鉄橋を渡る列車を撮影できるポイントは少ないのではないか?
それも、若干見上げる形で・・・。
そう思ったので、ここも撮影スポットに選んでみた。

ミニ鉄橋に向かって水路横の小道を歩いていると、左手の水田で白サギがエサを探しているのを見かけた。
これはと思い、カメラを向けたのだが、その瞬間、すばやく飛び去ってしまった。
この辺、野生のカンということだろうか?



水路の先はこんな感じで、休憩スペースもある。
左側にはススキ?が生い茂っており、その中にいるヒバリ?のサエズリが半端なかった。




正面に見えるのがミニ鉄橋だが、すでに先客がいた。
聞けば、犬の散歩でしばしば来ている近所の人だという。

後客ゆえポジション取りは遠慮したが、先方、何回も撮影しているということで、グッドポジションを譲っていただいた。

度量の広い人に、感謝・・感謝だ。



やってきたトロッコ列車。

ミニ鉄橋から2mぐらいしか離れていない場所に陣取ったので、列車が近づいてくるにつれ、線路のキシミ状況や車輪との摩擦音がジカに伝わってきた。

こんな体験は初めてのこと。
特に鉄道ファンというわけではないのだが、それでもゾクゾク&ワクワクしてしまった。



上記写真撮影後、シャッターを押すのがほんの少し遅れたため、先頭車両のヘッドを写し込むことはできなかった。



そして列車は過ぎ去っていった。




その後、先頭車両のヘッドも撮っておきたいと再訪。
今度はバッチリ撮れた。




さらに、その後、ローアングルでも撮ってみようかと思い、再々訪した。
しゃがみこんで撮ったのだが、初回の写真と大差なかったか・・・?



その時に気付いたこと。
枕木は木製で、一本一本にプレートが貼られている。
個別に取り換え時期などを管理しているのだろうか?
どうもご苦労様です。




村上跨線橋を過ぎると、右手に西広堰が見えてくる。

手前に写っている勝手踏切は、後刻、家族連れ4人がトロッコ列車を撮影していた場所だ。



西広堰に溜められた養老川の水は、農業用水として使われたり、「こどもの国」がある山倉ダムに送られて、そこから京葉コンビナートの工業用水としても使用されている。

堰からはゴーゴーと音を立てて水が流れ落ちていた。



この日は風が強かったため、水が上流方向に、しぶきとなって飛んでいた。
水流に逆らって波打っている波紋もすごい。



駐車場の車は釣り人のものか?



付近にあった看板によると、この堰は以前は木製だったが、昭和52年に今のコンクリート造りに変わったとのこと。



こちらの看板は、書かれている内容が読み取りにくくなっていた。




木製だったころの資料が、この地に保管されているとのこと。





堰の近くには水路があり、周辺はミニ公園のようになっている。
春は水路沿いに様々な花が咲き、知る人ぞ知る花の名所だ。
来年以降、花の写真に差し替えるか、あるいは新規記事として掲載する予定。





さて、ここからが本番。

村上跨線橋をくぐった後、大きな左カーブを曲がってトロッコ列車が進んできた。

 



冒頭に紹介した勝手踏切では4人ほどが待っていて、写真を撮っていた。



勝手踏切を過ぎた右側は河川敷のような場所で、ほとんどは畑か田んぼになっている。



以下は一押しの撮影スポット。

今はどうってことないが、春は手前の畑に菜の花がいっぱい咲くので、菜の花と列車コラボ目当ての撮り鉄を何回か見かけたことがあった。

この区間にトロッコ列車が走り出したとなると、来年以降はワンサカ、撮り鉄が押し寄せるかもしれない。

ちなみに奥に見えるのは、根田、惣社、西広など、地区地区の名前はいろいろあるが、代表名としては国分寺台の住宅地。



そして、トロッコ列車は木立の中に消えていった。




余談になるが、勝手踏切にいた4人。
どうも家族のようで、トロッコ列車が去ってから数分経っても、まだ、その場で写真を確認しあっていた。
なんでだろおーーー?





(2021年5月16日 追記)

後日、この付近をまたママチャリングしていた時、菜の花畑のあった付近に車が沢山停まっていた。



何事かと思えば、20人ほどの人が、ちょっと前まで菜の花が咲いていた畑で、何か作業をしていた。



 Q.菜の花を植えているのですか?
 A.いいえ。菜の花の種まきは9月ごろです。

 Q.では何を?
 A.ヒマワリの種を植えています。

 Q.皆さん、町内会か何かの人たちですか?
 A.いいえ、あそこにいる、少しは名の知られた写真家のイチカワ(と聞こえ
  た)さんに頼まれ、手伝いにきています。

そうか。
あの菜の花は、この人たちが植えてくれていたのだ。
ご苦労様・・・と同時に、有難うございます。

それが今度はヒマワリとは・・・。
また、新たな撮影スポットになりそうだ。 

以下は、区画整理?が終わったヒマワリ畑。
縦方向だけでなく、斜め方向にも何本かヒモが張られていた。
何か理由があるのだろうなあ・・・。



夏がくれば、また、ヒマワリとのコラボ写真を撮りに来てみよう。


(2021年5月24日 追記)

生育状況を見に立ち寄ってみたところ、いろんな種類のヒマワリが植えられていることに気付いた。
咲いた際、違いが判るだろうか?













上総村上駅を過ぎた後、トロッコ列車は、とりあえずの目的地としている上総牛久駅まで、一部、離れる区間はあるが、ほぼ国道297号線と並走して走る。
297号線は、市原市から勝浦市まで、房総半島を縦断して走る幹線道路だ。

上総村上駅を出て数分後、トロッコ列車は297号線から市原市役所方面に向かう陸橋の下をくぐる。



上総牛久駅まで、トロッコ列車を見下ろせる場所はここしかないかな?と思い、ここも撮影スポットに選んだ。

陸橋には五井駅側にしか歩道がなかった。



上がっていく途中、このような銘板があった。



てっぺん付近には先客1人。
同じようなことを考える人がいるもんだ。



先客は真正面から狙っているらしいので、遅れてきた身としては遠慮し、やや斜めの位置から撮ることにした。

奥に見える高い建物は、五井駅に併設されているサンプラザだ。
温水プールがあるらしいが、まだ利用したことはない。



近づいてくる列車。









橋の下をくぐった後、大きな左カーブを曲がっていった。




ちなみに、橋をくぐる姿も撮ってみようかなと思ったが、橋脚が落書きだらけだったので、そこでの撮影は断念した。



五井駅を出て最初の駅が上総村上駅。

館山道などの陸橋付近の写真を撮り終えた後、事前に撮影ポイントを下調べするため立ち寄ったところ、ホームに違和感ある人影を見かけた。



近寄ってみると、宇宙飛行士の服を着た人がベンチに座り、上り列車を待っている。



興味津々。
これは確かめずばなるまいて・・・。

相変わらず年季の入った建物だ。
たまにテレビドラマなどで使われているらしい。



駅舎の横には、こんなプレートもあった。
昭和2年ごろの建物らしい。



駅舎内はこんな感じ。



昔は、ここから切符を買っていたんだろうなあ・・・。



ホームで見つけた駅長室の表示。
このシブサがたまらない。




さて、ここからが今回の話しの本筋。

ホームに出た後、しばらく観察していたが、宇宙飛行士はピクリとも動かない。
どうやら、人形というかモニュメントの模様。



これは珍しいと、さまざまな方向から撮ってみた。









なぜ、ここに宇宙飛行士?
いつからだろう?

昨年、この近くを通った時には気付かなかった。
服が汚れていないことから考えると、最近か?

調べてみると、房総里山芸術祭関連の作品が展示されているということだった。
(2020年9月5日 千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/720406

上記の報道によれば、展示は昨年10月までということだが、今も展示中。
コロナの関係で芸術祭が部分エリア開催になった、その関係だろうか?


それはともかく、トロッコ列車が来る時間に合わせて再訪した。
撮影は、当然、宇宙飛行士とのコラボだ。

列車が踏切にさしかかった。



グングン近づいてくる。





・・・と思ったら、スピードダウン。





速度がゆっくりになったので、構図を考えながら撮ることができた。
結果はこの通り。



そして列車は停止した。
車内の数人がスマホで宇宙飛行士を撮影している。
そのために停まったのだろう。

聞こえなかったが、車内アナウンスもしていたはずだ。
思いもかけないモニュメントの出現に、乗客もテンションが上がったのではなかろうか?



20~30秒後、列車は静かに出発して行った。







余談になるが、トロッコ列車が到着する5分ほど前、駅横の踏切のある道路に革ジャン姿で大型バイクに乗った5~6名のツーリング集団が現れた。

トロッコ列車見物か?
宇宙飛行士見物か?
ウルサクなるなあ・・と覚悟していたが、予想に反し、駅にはこなかった。

なんでだろう?
トロッコ列車は別にして、宇宙飛行士がいることに気付けば、あれはなんだ!と見に来るはず。

疑問に思い、自転車に乗ったままバイク軍団の目線でホームを見れば、生い茂った草があり、また白い看板の横に白い宇宙服があるため、識別困難。
踏切横断直前ゆえ、脇見運転せず真っすぐ前を見ていたので気付かなったのかなあ・・・?





そして余談はもう一つ。

GWが終わった次の日。
再び上総村上駅付近を通ってみると、なんと宇宙飛行士が着替えているではないか!



マサカと思い、行ってみると、それは白い服を着た乗客で、間もなく到着した五井駅行きの普通列車に乗っていった。

あとに残るベンチに宇宙飛行士の姿はない。
小湊鉄道に乗ってNASAに帰ったのだろうか?



夢・幻に終わった、上総村上駅の宇宙飛行士。
たまたま見つけ、写真に収めることができて超ラッキーだった。



・・・と、余談はそれだけにとどまらない。

駅横の踏切には目玉が6つもついていたのだ。

それは、踏切横断道路の手前に2本の道路が互い違いにつながっているため、3つの道路方向に対し注意喚起しているためだと思われる。




以下は別の日、朝一番のトロッコ列車通過に合わせて撮った写真。
手前の上2つと向こう側の一番下が点灯している。



その3つが消えたと想ったら、別の3つが点灯。



そしてまた最初の3つが点灯というパターンを繰り返していた。
目玉は3つとし、それらを同時に点滅させる方法ではダメなのだろうか?




とまあ、そんなことを考えつつ始発トロッコ列車を見送った。

ちなみにこの列車、宇宙飛行士はいないのに、上総村上駅で停車していた。

また、残念なことに、乗客は3人しかいなかった。
GW以外の土日の朝一番列車だと、こんなものか・・・。
ちと寂しかった。
館山道などの陸橋を過ぎ、上総村上駅に着く手前でグッドな撮影スポットを見つけた。

線路のすぐ脇に水田があるため、水面にトロッコ列車が映りこむであろうスポットだ。



ただ、風があり水面がざわめいている日ばかりだったので、トロッコ列車の写真は撮りに行かなかった。

今回の連載は、五井駅から南下しつつ、見どころなどを順に紹介するというスタイルをとるため、アドレス確保の意味から、ここに普通列車の写真を掲載しておく。

稲がさほど伸びない期間に微風・無風日があれば、トロッコ列車を写した写真を追加掲載、あるいは新規記事として掲載する予定。

来年になるかもしれないが・・・。




ちなみに、ここに来るまでにも線路横に水田はあった。
しかし列車を間近で撮影できる場所はさほどなく、あっても角度的に列車が過ぎ去る姿しか撮れないとか、電柱が邪魔だったりして、結局、ここが一番だった。



五井駅を出発して5分ほど経つと、トロッコ列車は館山自動車道と県道21号線の陸橋をくぐる。
県道21号線は、この橋から300mほど西(写真では左側)にある交差点を起点として、茂原市まで続く道路だ。

上総牛久駅までの間、トンネルはないので、ここをトンネルと模して撮影スポットに選んだ。


トロッコ列車が見えてきた。
黄色い未撤去選挙看板がある場所は勝手踏切。

そのためか?
橋の向こうにキンコンカン踏切があるためか?
カーブで見通しが悪いためか?
運転士が線路沿いに人を見かけたためか?
理由は定かでないが、ポーッポーッと警笛を鳴らしていた。



今から陸橋をくぐる。



陸橋をくぐって、機関車が顔を出した。



見よ!この雄姿!



あっという間に通り過ぎた。



通過後の車両の後方、高台の上に見える建物は市原市役所。
10階建で、以前は屋上から五井地区をぐるりと見わたすことができたが、耐震性の問題で新庁舎ができてからは立入禁止になってしまった。
残念。



そして列車は走り去っていった。




◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

後日、今度は橋桁の隙間から垣間見える機関車を撮ってみようかな?と思い、前回とは反対側の場所に陣取る。

時間通りにトロッコ列車がやってきた。
この写真を撮った直後、事前に決めておいた次の撮影スポットに走る。

ちなみに、この場所は線路を挟んだ両側に道路があり、向こう側の道路にはしょっちゅう車が通っていて危ないのだが、こちら側の道路には滅多に車がこないので安心して撮影できる。
とはいえ、ちゃんと車がこないことを確認しつつ撮影し、ダッシュした。



ダッシュしたこともあって、橋脚の間から瞬間的に垣間見えた機関車をピタリ、カメラに納めることができた。



走っていく姿も撮れた。



行ってらっしゃーい!!!







前回ママチャリング時に光風台でたまたま見かけた小湊鉄道のトロッコ列車。

思うに、五井駅から出発した後、乗客にとって、どのような場所を走っているか、情報があったほうが、旅が、より楽しくなるのではないだろうか?

また、撮り鉄からすれば、どのような撮影スポットがあるか、知りたいのではないだろうか?

それらを調べるという目的があれば、ママチャリングもまた一段と楽しくなるかもしれない。

そう思い、ママチャリならではのフットワークの良さを生かし、また地元民ならではの視点・知識も入れつつ、撮影スポット探索メインの連載記事を書いてみることにした。

スタートは、当然、五井駅だ。

時刻表を見れば、出発の30分ほど前に上りのトロッコ列車が五井駅に着くとのこと。
そこで、駅近くの踏切で待っていた。

すると、大きな右カーブの線路をトロッコ列車が進んできた。





窓ありと窓なしが2両づつだ。



最後尾が蒸気機関車風の車両。
これは五井駅に転車台がないためだ。



ちなみに、上の写真だけでは、五井駅から出発したトロッコ列車と見分けがつかない。

しかし下の写真を見ると、踏切待ちしている人の頭の角度が、遠ざかる列車を見送っている・・・そんな角度になっている。
微妙ではあるが・・・。



そしてトロッコ列車は駅のホームに入っていった。




列車が入線する姿を見終えた後、次の撮影スポットである駅に向かう。

ここは、ちょっと前まで小湊バスの切符売り場だった場所だが、きれいに整備されている。



ちなみに以下は、昨年暮れに撮った工事中の写真だ。



それはともかく、真新しい建物は売店&カフェらしい。
中に入らなかったので詳細は不明。



敷地内は開放的なスペースになっていて、トロッコ列車を見物する人が大勢いた。



そこから写したトロッコ列車の全景。



駅の上からも撮ってみた。



ホームには売店も設営されていた。



先ほどのこみなと待合室全景。
以前のみすぼらしい建物を知る身にとっては、隔世の感がある。



出発時刻になったので先ほどの踏切に戻り、列車が出てくる風景をパチリ。



近づいてきた。



ますます近づいてきた。



これが最接近時の1枚。
バカチョンカメラによるベストショットだ。



そしてトロッコ列車は、キンコンカンの音とともに去っていった。




(追記)

今後は、上総村上駅、海士有木駅・・・と南下しながら、とりあえずの最終目的地を上総牛久駅として、これはというスポットを探していく。

また、ブログにアップした後、花とのコラボなど、よりグッドな写真が撮れた時は、都度、差し替え、追記、あるいは第2報、第3報として掲載する予定だ。


光風台から牛久方面へのママチャリング。
前回は日太神社まで行ってリタイアしたが、今回は、その先、大東牧場まで行ってみることにした。

というのは、とある飲食店でランチしていた時、電話に出た店の人が「大東牧場さんから予約の問い合わせが入っていますが・・・」と言っているのが耳に入ったからだ。

いつもどおり、房の駅近くから養老川土手コースに入る。

・・・と、これまで気付かなかった新しいモニュメントが建っていた。
これもご時世なり。


そこから少し進んだところで、5~6m先にニョロニョロを見つける。
道の真ん中にじっとしていたので、カメラをポケットから取り出し、ズームアップしていたところ、スルスルッと草むらの中に消えていった。
動いていない雉や小鳥にカメラを向けて飛び去られた経験は何度かあるが、ヘビでは初めてだ。


光風台に到着。
ポプラの葉の茂りはこれからだ。


橋を渡った先の信号を右折する予定だったが、右折方向の道路が交差点のところから渋滞しているのを見て、急遽、川沿いの道に方向転換した。
それが大正解。
思いがけなくもトロッコ列車が走って来るのが目に入ったので、自転車を停め、その場でパチリ。
ゆっくり走ってくれていたので、余裕でカメラに納めることができた。


この場所は鉄橋を渡る姿が絵になるのだろう。
何人かの撮り鉄が集まっていた。
ゆっくり走っていたのは撮り鉄へのサービスか?


光風台の駅に着いた時、まだ列車を見送ることができた。
ママチャリの速度から考えると、光風台駅で停まっていたのだろうか?

それはともあれ、トロッコ列車の始発は上総牛久駅で、五井駅始発ではなかったのではなかろうか?
疑問に思い、帰宅後に調べてみると、始発は五井駅発に変わっており、土日祝は1日3本、平日は、運行日限定ではあるが、1日1本が運行されるようになっていた。

やっと、そうなったか・・・。
牛久駅発と五井駅発とでは、集客力が格段に違うはず。
しかも、運行日限定とはいえ、平日にも運行するようになったとは・・・。

小湊鉄道の健闘を願っています。


その後、前回最終地点の日太神社を過ぎ、さつき台団地の看板を見つつ、この三差路を右に進む。
とりあえずの目的地は、手持ちの地図にある「木造薬師如来坐像」だ。


緩やかな坂道を少し進むと寺があったので、立ち寄ってみる。


入り口では3体の仏さまがお出迎え。


境内には立派な鐘楼もあった。


さらに進むと、道路の左側に貴船神社があった。
地図を見て、この辺にあるはずと思っていたので見つかったようなもので、知らなければ、そのまま通り過ぎてしまう・・・そんなロケーションの神社だった。


境内入り口には巨木もあり、厳かな感じにさせられた。


貴船神社のすぐ先にある小道を左に進み、ようやく目的とする木造坐像への分岐道に到着した。
写真左側の道から進んできたので、看板はちょっと分かりにくかった。


その先には看板なし。
正面右手の緑色の屋根かな?と思い、そちら方面に進んでいく。


やはり、そこが目指す場所だった。
ただ、扉が閉まっていおり、直接拝観することはできなかった。


敷地左側にあった看板によれば、内部にはこのような仏さまがいらっしゃるということだった。


その後、山のすそ野を這うような道を、こっちだろうと思い進んでいくと、こんな看板があったので、その店に行ってみることにした。


坂道を上がると、そこは団地の一角。
少し行ったところに、その店はあった。
伝統ある味噌店のようだ。


味噌店の斜め向かいに神社があったので、そこにも立ち寄ってみる。
扁額には蓑下神社とあった。


なかなか由緒ありそうな神社だった。


そこから団地の端を通り抜けるように走り、坂道を降りた先を地図を頼りに右折して進んでいく。
遠くに見える道路は交通量が多いので、おそらくは297号線。


すると途中にこんな看板があった。
その道を通ると大東牧場に行けそうな感じがしたこともあって、そちら方面に行ってみた。


お寺さんというか、城跡でもあったらしい。


見晴らし台があったので、ちょっと一服。


ベンチに座って1枚パチリ。
まあまあの眺望だった。


境内には、このようなものも祀られていた。


羅漢さま方面に行ってみる。


入り口には立派な龍の彫り物があった。


狛犬のポ-ズも変わっている。


思ったより小さかったお釈迦さま。
廻りにも大勢の仏様?がいらっしゃった。


境内の一角にあったカフェ。
ゲートが開いていたので、お邪魔した。


花がいっぱいだ。
ただ、コロナのせいか、土曜日だというのにカフェは営業していなかった。


こんなモニュメントもあった。


駐車場そばの看板によると、これは前方後円墳。
後円部分に道?が掘られているが、大丈夫なのだろうか?

そんなことを考えていると、多摩ナンバーの乗用車が入ってきた。
カフェ目的なら、残念でした。


その先に進むと、予感どおり、大東牧場に向かう409号線に出た。

少し進むと、道の左側にこんな看板があった。
バス停にも「迎賓館前」とある。
看板に「入口」と書かれていたので、急な坂を上がっていったが、団地内には、どこにもそれらしい建物はない。
そこで住人に聞いてみると、坂の下にあるが、とっくの昔にツブレたとのこと。
坂を下りて確認すると、「入口」というのは「駐車場入口」ということだった。
ああ・・・また無駄な努力をしてしまった・・・。
よく見なくっちゃ!!


さらに進むと、道路の右側にこんな表示があったので立ち寄ってみる。


なかなか立派な寺だ。


正面からパチリ。
写真右側はかなり広い駐車場になっている。
この地区の名刹だろうか?


お掃除小僧さんが印象的だった。


苔が神々しくも見える菩薩さま?も印象的だった。


本堂正面は、なかなかにカラフルだった。


医光寺拝観を終え、やや急な坂道を、さらに自転車を押して上がっていく。
車は多いが、車道とは区分けされているので安心だ。


ようやく大東牧場入口に到着。
看板によれば、お馬さん専用の牧場のようだ。


牧場に到着すると、お姉さんが馬の手入れをしていた。
写真を撮っていいですか?と聞くと、事務所に確認しに行ってくれた。
出てきた責任者らしい人も、これまたお姉さん。
これにはちょっとビックリした。
ともあれ、許可をいただいたので、記念にパチリ。
ここが最終目的地だ。



帰路、坂を上っている途中で気になっていたお寺さんに行ってみる。


こんな感じのお寺だった。


境内には、あと数年も経てば見ごたえが出てきそうな花畑もあった。


先に進むと、立派なシイの木があった。
看板があるくらいだから、天然記念物か何かだろうが、民家の敷地内なので、確認はしなかった。


そして進むことしばし。
ワインディングしている坂道を下ると、見たことがある景色が目に入った。
そう・・・。
右前方に見える道は、蓑下神社から下ってきた後に進んでいった道だった。


というわけで、今回のママチャリ遠征は無事に終了。

あちこち見物し、途中で何回か道に迷ったこともあって、房の駅から大東牧場到着まで、約2時間半かかった。
帰路は約1時間半。

家に帰った時はヘロヘロ状態になっていたが、とにもかくにも、面白くもあり、大いに疲れもした、今回のママチャリ行であった。
アピタ付近をママチャリング中、道路沿いにツツジの花が沢山咲いているのが目に入った。
見た目、100~200mほど続いていただろうか?
ど れも満開状態だ。


眺めながらコンビニのある交差点に差し掛かると、クロスする道路沿いにも、ほぼ同じようにツツジが植えられていた。


誰が音頭をとって植えたのだろう?
詳細は不明だが、もっと密度が増せば、それなりの名所になるかもしれない。

2021年3月23日、千葉市若葉区の栄福寺までママチャリングしてきた。
目的は、しだれ桜。
先年、見にいった身延山のしだれ桜が見事だったので、近くにもしだれ桜の名所がないかネットで探していて見つけた寺だ。

行くのにいろんなルートが考えられたが、今回は蘇我の淑徳大学経由、仁戸名を通って行くコースを選択した。
選択理由は、おいおい触れる。

最初の経由地は大厳寺。
高速下り線で、この大学が見えたら蘇我インターという目印にしていた淑徳大学の横にある寺だ。

アリオ市原から淑徳大学までは99%、高速道路に沿った、歩行者&自転車専用道路だけを通って行けた。

大学の写真は撮っても仕方がないのでパス。

これが最初に立ち寄った大厳寺。
左下は新しい愛車。



かなり立派な寺だった。


機会があれば、このコースもママチャリングしてみるか・・・。


大厳寺から仁戸名までは見るべきところはなかったが、坂道を下り始めると、先に大きな建物が見えてきた。
あれががんセンターだったのだろう。
そこに行くまではダラダラとした上り坂道。
結構キツかった。

上りきったところが大網街道。
ショッピングセンターでトイレを借りて小休憩。
その後、第2チェックポイントの酒屋イマデヤに立ち寄った。
評判どおり、各地の銘酒が置かれている。
次回、車で来てみるか・・・。


そして大網街道から離れ、川戸中学の横の坂道をスピードを出して下り、信号ある交差点を右折。
地図を見ると、目指す栄福寺は、もうすぐだ。

・・・と、道路脇に蕎麦屋のノボリ。
愛車を建物の横に停めて探索することにした。


なにやら面白そうな蕎麦屋だ。
今日の昼飯はここしかないだろう。、


しかし、どこが蕎麦屋か分からない。
様子を見ていると自動販売機横が入り口らしく、人が出入りしていたので、そこから中に入ってみた。


中に入ると、10人程度が食べている。
しかし、店の人はおらず、注文システムが分からない。
しばらく座って見ていると、食べ終わった人は食器を左のほうに持って行っている。
そこが厨房だった。

これがメニュー。


これもメニュー。
鍋焼きカレーラーメンに惹かれたが、やってないとのこと。
そこで、勧められた満腹セットを注文した。


そこでは、1パック120円のコロッケなども売られていた。


税込500円を払い、番号札をもらって座って待つ。

統一性が全くない椅子とテーブル。
まことにシブい。


こんな店で、本当に手打ち蕎麦が出てくるのだろうか?


ほどなくして番号が呼ばれた。
これが満腹セット。
たしかにボリューム満点だ。
ちなみに串揚げはチクワととりからネギ。
どちらも揚げたてでアッチッチだった。


蕎麦は、手打にしては太さが均一すぎる。
味は中の中というところか・・・。
ただ、ツユは本格的だった。
味と量と値段からすると、コスパ的には大満足。
こういう店に偶然出会えることが、ママチャリングの大きな楽しみの一つなのだ。


そして最終目的地の栄福寺。
立派なしだれ桜だが、残念ながらほとんど散っていた。
先日の大風も影響したのだろうか?
車でポツポツ見物客が来ていたが、皆、ガッカリしたことだろう。


これで今回のママチャリングは終了。
来た道を引き返す。

すると、蕎麦屋の向こう、信号を左折したところに川沿いの小道あり。
仁戸名に出るには坂道をかなり上がることになるので、ママヨ!と、川沿いの小道を進む。
小さな木が並木のように植えられており、もうすぐ花が咲くのかもしれない。
近所の名所か?

そうこう思いつつ、ずっと小道を進むと、そこは平山大橋。
大宮台からちはら台に続く立派な道で、自転車用の小道も側道としてあったので、そこを通り、帰路についた。

目的としたしだれ桜には出会えなかったが、思いがけなくも面白い蕎麦屋に出会えた、今回のママチャリングだった。












白金通りから一歩入った通りに、割烹「寿々木」という店がある。
メイン通りから少し入ったところにあるので、チャリでなければ、なかなか発見しづらい店だ。

そこに、「かつ丼」のノボリあり。
主張度大。
気になって入ってみた。

専用駐車場からパチリ。


正面からパチリ。
3本のノボリがいい感じを出している。


店内でパチリ。
早目に入店したせいか、先客ゼロだった。


入り口にあったランチメニューのボードが店内にもあったのでパチリ。


壁の上には渋い品書き札が貼られている。


「うなぎのたれで焼く豚しょうが焼」というのもあって、これにも惹かれた。


しかし、今回はノボリを見て入ったので、初志貫徹。
カツ丼を注文した。

15分ほどして出てきたカツ丼。
小鉢までついているとは思わなかった。


食べてみれば、サクサクのカツ。
それもそのはず。
さきほどまで、揚げている音がしていた。
壁のビラに「青森産三元豚使用」と書かれているとおり、肉自体の甘味も十分に感じられる。
カツの下にはたっぷりの細切りタマネギ。
タレの味も好みで、これで内税1000円とは、コスパ的に大合格だった。


平日11時40分ごろの入店で先客ゼロ。
後客といえば、12時10分ごろにツナギを着た作業員風の男性3人が入店してきただけだ。

ちょっとわかりにくい場所にあるとはいえ、もう少し繁盛していてもよさそうな店なのに・・・。
これもコロナのせいか?

ともあれ、次回は、うなぎたれのしょうが焼きを食べてみたいものだ。













2021年3月12日 西広堰そばの菜の花畑に、咲き具合を見に行ってきた。
前回、見にいってから約2週間。
すると、見た目、7~8分咲きになっていた。
今年は桜と同様、早いのかもしれないが、毎年、行っているわけではないので、委細不明だ。








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